熱海の不動産事情。中古別荘150万円〜

熱海にはリゾートマンションや別荘が多い。しかも温泉を引いているマンションや別荘が多く、逆に引いていないと「なんで?」と思うくらいだ。

私が住んでいるマンションにも温泉が引いてあって、大浴場は源泉かけ流しとなっている。お風呂に引いている部屋もあるようだ。昔から「温泉好き」の私にとっては、毎日温泉に浸かれる贅沢に大満足であり、最初は入りたがらなかった2歳の娘も、今となっては温泉大浴場に入ることが日常となっている。

今日は熱海の不動産会社のHPを眺める時間があった。売買物件を見ていると、熱海は本当に格安のマンションや別荘が売りに出ている。安い別荘は150万円程度からある。1000万円出せば、わりと良い物件も見つかる。もちろん150万円の別荘にはそれなりの理由があるわけで、だいぶ古く年数が経っていたり、利便性が悪い立地にあったりする。掃除やリノベーション費用も想定した上での購入判断が必要だ。

うちのマンションにも最近たまたま空き部屋が出て、管理人さんに冗談半分で買わないか?と声を掛けられた。2LDKで1040万円。日当たりは少し悪いが、わずかに熱海の海を眺めることもできる。リフォームしてあるのですぐにでも住める状態だった。(気になって内見させてもらった。笑)部屋に温泉は引いていないが、大浴場にはいつでも入ることができる。ただ、熱海での物件を購入するときに、気をつけなければならないのは、温泉使用には管理費や配分費用などを支払う必要がある。リゾートマンションの場合、それが毎月意外と高かったりする。別荘の場合は、ボイラーなどの維持管理費もかかってくる可能性がある。

安い物件ばかりではなく、バブリーな物件もある。熱海駅前にそびえ立つリゾートマンション。30階以上の、熱海では最も高層のマンションで、数年前に建てられた。駅前の好立地、海上花火も眺められ、温泉やジムスペースなども完備。駐車場に停められた車は高級車ばかり。階や間取りにもよるが、現在の売却価格は1億以上する部屋がほとんどのようだ。

あとは、企業の保養所だった物件も売りに出ていたりする。部屋9室、管理人室、温泉、食堂、会議室がついた元保養所の物件で、2億5000万円ほど。ここは駅からも近く、海を見渡すこともできる立地の良さもウリだ。保養所のまま使うか、リノベーションして宿泊施設として利用するか。


物件情報を見ているだけでワクワクしてしまう。買うわけでもないのに、自分だったらこの間取りはこう使うとか、家具はこういう配置にするとか、妄想は膨らむばかりだ。

子供の頃、折り込みチラシに入ってくる住宅展示場や中古物件の情報をよく眺めていた。見るだけでは飽きたらず、裏が白いチラシに、自分が将来住んでみたい家の間取りなんかを、チラシに載っている間取り図を参考にして書いていたりした。

今からでも遅くはない。不動産の勉強をしようか、不動産会社で仕事をさせてもらいながら勉強しようかと、リアルに考えていたりする。40歳。可能性はまだまだ無限大だ、きっと。

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