知足。

『知足』

私は、自分の方向性に迷った時、いつもこの言葉を思い出すようにしている。
以前、営業の仕事をしていた頃、とある取引先の方から教わった言葉だ。
古くは中国の思想家・老子の言葉で、「知足者富」を指すが、現代では、

『足るを知る。』

という言葉で使われることが多い。

ネットやSNSが溢れる世の中、どうしても隣の芝生が青く見えるような情報はたくさん入ってくる。
自分にない才能、能力を始め、最近このようなブログを始めた私にとっては、たくさんのフォロワーやいいねをもらえているブロガーの皆さんはとても羨ましく見える。（どうやら、私、承認欲求が強かったらしい・・・）

しかし、この『足るを知る。』という言葉の意味は、「足りないモノ」に目を向けるのではなく、「今自分が持っているモノ」に目を向けるということだ。

今の自分に置き換えれば、自分にないモノを手に入れて豊かになるのではなく、

自分が持っているモノでどのように豊かになるか

であると考えている。

そして、自分の価値を如何に世の中に還元し幸せになるか、そこに行きついたのだ。

自分の価値を知り、高めるものは、他の何でもない、自分自身。

そのために、さぁ動き出そう、『脱・不動力』。