藤井風に学ぶ、リーダーに最も大切なこと
この前の日曜日に、友人からこんなLINEが。
「ヒロ、この前の藤井風のライブ映像見たか?飛ぶぞ!?」
※藤井風とは
岡山県出身の、今をときめくシンガーソングライター
これまでに何度か、藤井風のことは耳にしたことはあった。しかし、熱いミスチル信者の僕。
「藤井風?どうせ最近のしょーもない、ノリだけの歌を歌っている歌手だろう。」
そう思い、これまでは全く彼の曲を聞きませんでした。しかし、普段は進撃の巨人のミカサ並に冷静沈着な友人が「飛ぶぞ」とまで言って来た。。
しゃーないな、、と思って見てみたら、、あっという間にライブ映像に引き込まれ、気づけば藤井風の公式You Tubeチャンネルに登録してしいました。
彼の圧倒的な歌唱力やキャッチーなメロディー、ダンスパフォーマンスはもちろん素晴らしかったのですが、何よりも印象的だったのが、藤井風がめちゃくちゃ楽しんで歌い、踊っていたこと。
実際、僕と同じことを思った人がいたらしく、似たコメントがちょくちょく見られた。
また、先日会ったダンス歴10年の女の子は、
「藤井風のダンスは、経験者に言わせると格別上手いわけではないんです。でも、ダンスを心から楽しんでいるスタイルが、ダンス友達みんなの間で話題なんです。」
とまで言っていました。
そう、今日のテーマは、この「楽しむ」ということについてです
リーダーに最も大切なこと:楽しむこと
僕はこのYou Tubeでのファンの反応を見ていて、藤井風と魅力的なリーダーには通ずる点があるな、と感じました。
それは、何よりも自分の活動を「楽しんでいる」ことです。
最近では「リーダーシップ論」をテーマにした本が多く存在し、「リーダーはビジョナリーであれ!」とか、「リーダーがやってはいけない○つのこと!」のような言葉を多く見かけます。
実際、僕のnoteを読んでくれているような真面目な方は、リーダーになるには特定の能力が必要だ、リーダーとはあんなこと、こんなことができないといけないと言った、「こうでないといけない」という考えで頭がいっぱいになることが多いと思います。
例えば、後輩にどのように接しないといけないとか、ミーティングでどんな話をしないといけない…タスクを任せる時はどのように頼まなければいけない…みんなが会話をしやすいような環境を作らなければいけないとか…
なので、ぶつちゃけた話、「楽しむ」みたいな話は全く頭の中にない事が多いかと思います。
実例:元生徒会長VSただの洋楽オタク
元生徒会長、S君
これは僕の友人から聞いた実話なのですが、ある英語ディスカッションサークルには当初、S君という、都内の超有名高校出身で、生徒会長の経験のある学生がリーダーを努めていました。
しかもS君は元々、大学で組織論を専攻しており、リーダーシップについて授業や本を通して勉強していました。リーダーの15箇条というものを自分で作って、スマホのメモのアプリにピン留めまでしていたそうです。
しかし、そのサークルは数年、大会で良い結果を残せず、チームはバラバラ。途中で辞めていく2年生のメンバーが続出していました。
この状況をなんとかしないといけないと考えていた当時のS君は、さらに図書館で組織論やリーダーシップに関する理論の勉強をしたそうです。
しかしその結果は…。うまくいかず、結局S君自身がサークルに来なくなってしまい、そこでたまたま出席率の高かったN君がノリで次のサークルリーダーに任命されました。
洋楽オタク、N君
N君は元々リーダー経験などは一切なく、中高も帰宅部だったそうです。そんな一見平凡な彼の特徴は、「洋楽オタク」だったこと。中学の頃から洋楽が大好きで、海外に旅行に行ったり、同じアーティストが好きな外国人とTwitterで友達になるほどでした。
洋楽のおかげで英語は大の得意だったため、彼は大学でディスカッションサークルに入りました。
そんな洋楽オタクのN君は、当時サークルに来ている人数が少なかったこともあり、自由にサークルを変えました。笑
これまでS君がガチガチに進行の仕方を決めていたミーティングが、毎回「N君が最近ハマっている洋楽」「N君の独断と偏見で選ぶ、これから来る洋画」などの話がメインになったり、サークルに関係ない留学生のN君の友達がミーティングにやってくるようになったり‥
N君は、サークルを自分が一番楽しめるような環境に変えてしまいました
この流れからして皆さんお察しだとは思いますが、この結果このサークルは突如、息を吹き返しましたw
N君がサークルで、ディスカッションや英語を楽しんでいる姿に影響されるメンバーが続出したのです。
これまであまり来なかったメンバーが来るようになったり、メンバーが率先して英語の勉強をするようなりました。
そして何より、周囲のメンバーも英語、英語のディスカッションを楽しむようになり、これまでバラバラだったサークルに一体感が生まれました。
生真面目で、仕事感丸出しで活動に取り組むリーダーと、心から活動を楽しんでいるリーダー。あなたならどちらのリーダーと一緒に活動したいと思いますか?
答えは明白ですよね
リーダーが一番楽しむ
大前提、組織の運営に必要なタスクを淡々とこなすことはめちゃくちゃ大事ですし、リーダーであるならば、周囲からの見られ方や振る舞いには十分に注意しなければなりません。
しかし、リーダーの仕事や責務に押しつぶされ、義務感を感じてつまらなそうにリーダーをやっては、周囲の人が離れていってしまいます。つまらないこと、面白くないことには皆、関わりたがりません…。
一体感を生み、良いチームを作るには「楽しむ」ということもリーダーの一つの役割なのです。
周囲の仲間をひきつけ、彼らの力を借りるためにも、まずは自分が一番目標やゴールにワクワクし、そこに至るまでの活動を全力で楽しむことが重要です。
よく考えると当たり前の事ですが、とっても大切なことだと思ったのでシェアしました。
今日の記事は以上になります!
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