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幼少期に起きたトラウマなできごと。私の腹痛(IBS)のルーツ。

どうも、ストマックエイクです。これから腹痛をテーマにブログを発信していく前に、私がいかにしてお腹の弱い人間になってしまったのか、IBSを自覚するきっかけとなったそのルーツについて綴ってみました。幼少期のあるトラウマなできごとについての話です。特にお子さんがいらっしゃる方に少しでも響いてくれると嬉しいです。


わたしの生い立ち

私は祖父母が豆腐屋を営む家庭で育ち、生まれてすぐに脱腸の手術をしたり、体にアトピーがあったり、やや体の弱い子供ではありましたが、 持病なんて誰でもあるし、体が弱いという自覚もなく、いたって普通の子供でした。

そんなどこにでもいるようなフツーの私が“ある事”をきっかけに、その後20年以上に渡り腹痛に苦しむ事になってしまうとは想像もつきませんでしたし、今思えば、「あの瞬間」から私のながーい「腹痛ライフ」ははじ待ったのです。


ある「ひとつの行動」から芽生えてしまった「トラウマ」

それは小学校4年生の週末の朝で夏の暑い日でした。私の家には水やお茶を飲む習慣があまりなく、「あれダメこれダメ」と食べるもの飲む物に対しての制限も特になく、食べたいものがあれば食べていたし、飲みたいものがあれば何でも飲んでいました。家族みんながそうだったからです。

その日はたくさん汗をかいたせいか、のどがカラカラで、つめたい飲み物をがぶ飲みしたいという衝動にかられていました。そこで私は冷蔵庫からキンキンに冷えた炭酸飲料を取り出し、コップいっぱいに氷を入れめいっぱい注いだのでした。そして、朝からキンキンに冷えた炭酸飲料を飲んでしまったのです。

「そんな事たらお腹痛くなるに決まってるだろ!」と感じるかと思いますが、お察しの通り、数分後これまで経験したことが無かった激痛がおなかに走り、おわててトイレに駆け込んだのでした。あまりの痛さに意識を失いかけたのを今でも覚えています。

しかし、冷たいものを飲むと「お腹が痛くなる」という概念が当時の私には無く、後悔すらありませんでした。そして、当時私はこう感じてしまったのでした。「自分はお腹が痛くなりやすい体質なんだ」と。

それからというものの、ジュースを飲むたび、何かを食べるたびに、おなかの事を気にしてしまうようになったのです。なんの問題もないはずなのに、「病は気から」ということわざの通り、「自発的に腹痛を呼び起こす体」になってしまったのでした。


トラウマにならないように気をつけたいこと

みなさんもこういった、「ある事がきっかけで食べられなくなった物」みたいに、「幼少期に芽生えてしまったトラウマ」を今でも克服できず今でもひきずっているって経験はないでしょうか?

特にお子さんがいらっしゃる方や、よくお腹をこわしてしまうお子さんをお持ちの方、日頃の飲食物に気をつけるだけでなく、なるべくトラウマになってしまわないようにケアをしてあげるといいかもしれませんね。

以下が私が実践しているトラウマを避ける3つのことです。

1.  冷たいものや刺激の強いものは量を調整する
2.  お腹が痛くなったらちゃんと原因を伝える
3.  痛がっている姿を見せない・言葉に出さない

まず、1つ目。基本的なことですが、わたしには4歳になる息子がいます。子供はお菓子やジュース・アイスが大好物です。それらを控えるということはとても子供にとってショッキングなことですし、いうこと聞かないときなんかは嫌でも与えちゃいますよね。

ですが、与えすぎるとどこかで必ずお腹を壊す機会が訪れます。食べすぎるという習慣はできるだけ避け、ジュースには氷を入れない、1袋の半分だけあげるなど分量を調整してあげましょう。お互いにとっても楽ですし、経済的にも優しいのです。もうすでにたくさんあげちゃってる人は少しづつ量を減らしてみましょう。

2つめ。お腹を壊さないように日々食べ物や飲み物には気を使っていても、お腹が痛くなってしまうときはあります。そういうときは、それが根付いてしまわないように、そうなってしまった理由や改善策を必ず伝えるようにしましょう。子供は素直なので意外と理解してくれます。痛いめにあったばかりですから。

いつか大きくなると、親が知らないところで飲食するようにもなります。そう時に自分でコントロールできるように小さな頃から根気強く教えてあげましょう。わたし自身が幼少期にそうして欲しかったなというのもあります。

3つめは、特にIBSの方におすすめです。お腹が痛いことなんて日常茶飯事ですよね。お腹の痛みはいつまでたっても慣れないものです。ですがそういう姿を子供に見せるのは避けましょう。「お腹が痛い」など言葉に発するのもできれば避けたいところです。子供は意外とそういう姿をみているものです。

知らず知らずのうちにお腹を抑えているポーズや言葉が記憶に強く残ってしまい、腹痛を呼び起こすきっかけにもつながってしまいます。どうしようもない時もあるかもしれませんが、冷静に慎重にできるだけ涼しい顔で対処しましょう。

もともと丈夫な子かもしれませんが、IBS予備軍になることを少しでも回避してあげたですね。

トラウマ病とも言われているIBS、今後もしっかり向き合っていきたいですね。トラウマについて、こういう経験あるよ!って方、是非シェアして頂けるとうれしいです。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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