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「ボール拾いにはドラマがある」

ボール拾いは、人間を育てる上での小テストだと思う、
なので、出来るだけ早く拾うように指導する

だけど、ジュニアの中には出来るだけ、拾わないようにする子もいる
拾うと疲れるから損をすると思っている

ボール拾いをレベルで考えると
①     ボールを拾うのが嫌だ
②     怒られたり、罰ゲームがあるから渋々拾う
③     怒られて構ってほしくてボールを拾わない
④     みんなが拾うから自分も拾う
⑤     ボールでピラミットが作りたくて拾う
⑥     自ら進んで、積極的に拾う
⑦     速く拾うといっぱい練習出来る
⑧     自分のが拾い終わったら、残りのボールをコーナーに集める
⑨     ボールを拾う時、腰を落として打つショットのように一個一個拾う

数字が高いほどショットのコントロールが良いのは、
打ち終わった後も、ボールが集まっているから簡単に速く拾える

数字が低いほど、コントロールする事より、打った気持ちよさを追求し
フェンスを越したり、いろんな方向へボールが行くから、
結局ボール拾いが面倒になり、悪循環になる

2時間のレッスンでボール200個入りのカゴ5回、合計1000個を拾う
これを人間性を測る小テストだと思っている、

1分で何個拾うか?多く集まっている所を拾うか?逆に遠い方から拾うか?
この選択は正しかったかどうか?

みんなが一生懸命にボール拾いしたら、40秒では拾えるが
あえて1分にしている、すると油断が生まれて遅くなる、
その結果、罰ゲームになる

動きたくない、面倒くさいと思うジュニア達が、
超激しく動く、超面倒くさい事をする羽目になるわけだ、

選択するのは自分自身
日頃から一生懸命に頑張るか?
今は楽して、後から超大変な事に対面して頑張るか?

レベルが1段階上がるごとにテニスも上手くなるし
家庭や学校で間違った選択をしても許されると、レベルが落ちてしまう

結局、挑戦しない、面倒くさい事をしないって事は楽じゃない
今の行動が過去を作り、未来を作るって学んでくれたらいいな~( ´∀` )❤

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春と秋に、北は北海道から南は沖縄まで、日本縦断テニスレッスンの旅をしています、何処かの町で逢えるのを楽しみにしています