見出し画像

リーダーシップと「責任」

リーダーシップとは

おはようございます!早速ですが、表題の「リーダーシップ」を調べると、たくさんのコラムが出てきます。
私が考えるリーダーシップとは、「チーム/組織の存在意義(目的)を定義づけ、目標を言語化し、その方向へ導くこと」です。


責任とは

「責任」を調べると、Responsibility(遂行責任)、Accountability(説明責任)、Liability(賠償責任)と細分化できるようです。
ここではとくに、Responsibility(遂行責任)について触れたいので以下引用して記載します。

Responsibility(遂行責任)
よく使われる言葉で、「この仕事の担当は私です」というもの。何かのプロジェクトが始まった際は、まず全てのタスクに人を割り振って、誰がresponsibleなのか(責任を持つのか)を決めます。この遂行責任は「分かち合える」ということが特徴で、タスクがその人の手に負えなかったり、目標が高すぎたりする場合、上司や同僚がその責任をシェア・共有しながら進めていくことになります。
また、この言葉は将来に向かって責任を果たす努力をするという意味ですので、例えば「企業の社会的責任」というのは「CSR(Corporate Social Responsibility)」とResponsibilityを使います。努力の果たし方には自由度があるわけで、そこは各社に任せられています。

ビジネスにおける3つの「責任」~曖昧な自己責任論を超えて

チームの単位

リーダーシップは、役職や役割が明確になっていないと必要ないのか?
私はそうは思っていません。「組織の存在意義を定義づける」と書きましたが、このときのチームを決めるのは誰にでもできます。それは会社が決めた『部』や『課』だけではなく、「私とAさんとBさんの、◯◯という志を持ったグループ」みたいな単位を作り出すことは誰にでもできる。

チームの多きさとジレンマ

最小単位は誰にでも作り出せるということを書きました。じゃぁ今度は、この単位が大きくなっていくときに大切なことを考えてみましょう。簡単に比較する形で考えるために、AとBという例を挙げます。

【A】
・人数:2〜3名
・普段から口頭でコミュニケーションをとれるグループ

【B】
・人数:15〜20名
・mtgや場がなければ全員とはコミュニケーションがとれないグループ

まずぱっと見て、Bに比べてAは眼の前の仕事を協力して実行したり相談するのには適しているように思えます。
反対に、Aに比べてBでは取り扱える仕事の量が多く、実現できることのスケールが大きくなりそうです。

意思決定と行動はセット

組織の単位が大きくなればなるほど、組織としての『意志(こうしたい/こうしたくない)』が曖昧になってくると私は思います。なぜならば、組織を構成する人の数が増えてくるから。こうなってくると、様々な(個人の)意見が組織の意志のように見えて、ある個人によっては迷いが起きてたりします。

ビジネスにおける組織の活動は、目標に対して現状を近づける活動=問題解決の連続です。
計画を立てて、行動して、振り返って、改善しての繰り返し
何を「する」「しない」を決めて、行動することが超重要。
先のAに比べてBという組織では、議論を行うこと自体難しいのと、全員が納得するということは難しくなりそうです。一部の人が合意できないことや納得いかないことはあるでしょう。
このとき、全員の意見を納得いくまで聞いていくことはリーダーはすべきでしょうか?あなたはどんなリーダーとしてありたいですか?
大切なことは、意思決定した後の行動です。

良い意思決定とは「正しさ」ではなく「強さ」

私がマネージャーという役割を任されたときに先輩がこんな教えを授けてくれました。

洋やい、リーダーだからって100%正しい意思決定はできないんだよ。人間だから間違うし、自信を持てないことだってあるんだよ。でもそのときに、正解にしていく協力をもらえる人でいなさい。頼った時に助けてもらえる関係を築き、助けてくれるであろう人を育てなだからね

by 先輩

今でも金言として覚えていて、自分なりに迷いながら体現したいと思っているがなかなか難しいですね。
正しいかどうかよりかは、正しくしたいと思える思いの強さが大事だね。

今日は長くなりましたが、正しくしながら強くしていこう!


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?