🔰趣味人への道:オールドスクールファンタジーミニチュア入門

ハーミットイン／籾山庸爾

2017年6月20日 23:28

ファンタジーの世界は広大にして無辺だ。旅の途上には、数多くの危険と罠が待ち受ける。そして度重なる戦いと冒険の果てに名誉と栄光が、ないしは冷たき墓が君に用意されているのだ。

さあ、読み進めてくれ。血湧き肉躍る冒険世界が、君を待つ！

オールドスクールファンタジーミニチュアの世界

そもそも、オールドスクールファンタジーとは何であろうか？　それは誰の心にも宿る、血湧き肉躍る冒険に満ちた土地だ。精密かつ迫力ある造形でありながら、人間サイズで3センチほどのミニチュアたちが、その冒険世界を君の手のひらに届けてくれる。

ものすごく大きく見えるかもしれない。
けど、これらのミニチュアが立っている
ベース（台座）は直径25mm。
ミニチュアの身長は3センチ前後だ。

君が何歳かとか、どんなきっかけかとか、そう言うのは関係ない。老若男女、誰でもがウェルカムされる場所だ。

オールドスクールファンタジーミニチュアは、名前から想像されるような古びたものではない。今なお現在進行形のホビーであり、商店では毎月新製品がリリースされている。君は、1000種類以上に及ぶミニチュアたちから、君だけのコレクションを選び、増やし、楽しむことができるのだ。

ミニチュアの楽しみ方

ミニチュアをどう楽しむか。それは色々ある。単にコレクションとして集めるのも楽しいだろう。組み立ててペイントするのも楽しい。集めたミニチュアを役者として、ゲームを楽しむのも最高だ。

人によって、ミニチュアの楽しみ方はさまざまだけど、君のミニチュアがテーブルの上に立つだけで、そこには君のオールドスクールファンタジー世界が広がる。ミニチュアでどうホビーを楽しむかは、君次第だ。

ミニチュアのさまざまな楽しみ方については、以下記事で詳しく紹介してあるよ！

ハーミットインとは？

俺の名前は籾山庸爾（もみやま　ようじ）。ハーミットインの代表であり、ここ図書室（note）でのメイン執筆者も務めているよ。ハーミットインは、商店であり、クリエイターであり、ゲームパブリッシャーであり、ミニチュアメーカーでもある。詳しくは以下の記事で紹介しているよ！

さあ、みんなで一緒に楽しもう！　オールドスクールファンタジーミニチュアの世界へ、ハーミットインへようこそ！　

ハーミットイン商店はファンタジー世界への扉

冒険者一行が、鍵のかかった扉に出くわした。
扉の向こうには、一体何が待ち受けているのか？

我々のストアである「ハーミットイン商店」には、1000種を優に超えるアイテムが君の来訪を待っている。それらは世界各地から輸入された、あるいはハーミットインがメーカー／パブリッシャーとして販売している現行品だ。

商店運営スタッフは、君の購入品を丁寧に梱包して発送する。
貴重な宝物にふさわしい扱いを心がけているよ！

ミニチュアはデリケートな素材でできているので、商店では完全検品をして製品の品質を保証し、ていねいに梱包して君に届けるポリシーを持っている。安心して買い物を楽しんでほしいからね！

商店でのミニチュア名は「記号」としての名前に過ぎない。購入したミニチュアは、君が好きに名前と背景をつけてくれ。君が買ったミニチュアは、すでに商品ではない。君だけの、世界に二つとない宝物だ。好きなようにコレクションし、好きなようにモデリングし、好きなようにペイントして、好きなようにゲームして、楽しんでくれ。

世界を創ろう。君の世界を。

ハーミットイン商店であれ、ここハーミットイン図書室であれ、その背骨をなす「オールドスクールファンタジー世界」には、俺が長年構築し続けているファンタジー世界を例として用いている。その世界の名前は、ハルクウーベンという。

幻想的なファンタジー世界。
そこには、人間はもとより、ドワーフ、エルフ、あるいは
おぞましいモンスターたちも暮らしている。

ハルクウーベンは、かれこれ30年以上にわたり、今なお作られ続けている世界であり、１人用ファンタジーアドベンチャーゲーム『デス・オア・グローリー』の背景世界でもある。なぜこれを今改めて紹介し、ハーミットイン図書室を介して発表するのか？　それは、俺が作ってきたこの世界を皆に見て欲しいからだし、できれば、一緒に楽しみたいと考えているからさ。だがそれは「俺の作った世界に来い」という類のものではない。これは一つの提案であり、例にすぎないんだ。

ハルクウーベンの地図には、大きな大陸が海の上に浮かんでいる。だが、この海の果てには、一体何があるのだろう？　“まだ見ぬ陸地”とは、ひょっとしたら、他でもない君が想像し創造するオールドスクールファンタジー世界かもしれないのだ。

それぞれの大陸には、それぞれ異なる生態系があり、神話があり、国があり、歴史があり、文化文明があるだろう。それらは海を越えていつか交わるかもしれないし、いつまでも互いに未知のままかもしれない。でも俺は、ハルクウーベンを囲む海の向こうに、まだ見ぬ大陸が何個も何個もある気がしてならないんだ。そしてその陸地こそ、今まさに、君の手のひらにあるミニチュアたちが立つ大地に違いない。

ハルクウーベン、つまり１人用ファンタジーアドベンチャーゲーム『デス・オア・グローリー』の背景世界は、オールドスクールファンタジー世界の一例にすぎない。すべては、君自身の想像力と創造力を掻き立てるキッカケなのだ。

『デス・オア・グローリー』がどんな遊びかは、下の記事に詳しい。

オールドスクールファンタジーの具体例

ハーミットインが連呼する「オールドスクールファンタジーミニチュア」とは、単に古いファンタジーミニチュアと言うわけでも、昔ながらのコンテンツを懐かしみ、オークションの出物を買いまくる、と言うものでもない。

現在進行形で今なお展開され続ける世界のオールドスクールファンタジーミニチュアシーンでは、さまざまなメーカーやブランドから魅力的なミニチュアたちが続々と発売され、現在進行形で販売されている。ハーミットイン商店に並ぶミニチュアは、全てが現行品なのだ。

そして同時に、オールドスクールファンタジーという懐の深い“ゆるやかな世界観”もまた、さまざまな進化・分化を続けている。オールドスクールファンタジーは、それを楽しむ人の数だけ世界が生まれるものだ。公式だの王道だのといった言葉は、オールドスクールファンタジーの自由で巨大なスケール感を包むには狭量すぎる。

ただ、オールドスクールファンタジーのイメージはあまりに自由すぎるがゆえ、具体性に欠けるとも表現できる。そこで俺たちは、『デス・オア・グローリー』や『ハルクウーべン博物誌』を通して、一つの具体例を出しているんだ。

ホビーサポートも完璧！

ハーミットイン図書室には、いくつものマガジンがある。誰でも見られる「無料マガジン」もあるし、一回購入すれば収録エントリーが読み放題の「買い切りマガジン」もあれば、定期購読することで収録エントリーが読める「定期購読マガジン」がある。

定期購読マガジンは、定期購読している限り内容が読めるものだ。ただ、一部のエントリーは発表からしばらくすると「アーカイブ」として個別有料記事化される。アーカイブされた時点で既に定期購読している人は別途購入せずに読めるが、アーカイブされた月以降に定期購読を開始した人は、それぞれ別途購入が必要となるので気を付けてくれ。つまり、定期購読をより早く開始し、より長く継続するほど、バリューが高まる仕組みだ。

ミニチュアペイント大全

定期購読マガジン『ミニチュアペイント大全』は、月２回のペースで連載される、ミニチュアペイント製作ノウハウ集だ。これからホビーを始める初心の友向けのエントリーに始まり、現在まさにアクティブに製作を楽しむ人、あるいは熟練した趣味人でも新たな発見があるだろう。オールドスクールファンタジーミニチュアはもちろん、いかなるジャンルのミニチュア、あるいはプラモやガレキの製作でも役立つ内容だ。

現在の全エントリーは下の「目次」で確認できる。一緒にミニチュアペイントを楽しもう！

ハーミット・カウンシル

定期購読マガジン『ハーミット・カウンシル』は、日本におけるオールドスクールファンタジーミニチュアシーンの発信基地に他ならない。『ミニチュアペイント大全』の全内容に加え、カウンシル専用のクローズドな特別記事の数々にも自由にアクセスできる。

毎月、ペイント大全の新規エントリー２個に加え、特別エントリー２個の計４個の記事追加を約束しているけど、傾向として、月に８回ぐらいの記事追加があるね。つまり、ペイント大全単体での購読よりも、はるかにバリューが良いと言うことだ。

カウンシル特別記事は、いずれもオールドスクールファンタジーミニチュアに関連するものが主軸を占めており、国内シーンにおける情報発信最前線となっている。商店の最新情報、アイテムレビュー、ハーミットインの近況報告、ホビーの楽しみ方提案、ホビーシーンの歴史や逸話を振り返る記事、さまざまなシリーズ記事など、いずれもカウンシルでなければ読めないものばかりだ。また、１人用ファンタジーアドベンチャーゲーム『デス・オア・グローリー』のサポートメディアとしての役割もになう。

その圧倒的なボリュームを総合もくじで確かめてくれ。

🔰メンバーシップが一番よい

ハーミットインのメンバーシップ（月額1000円）に参加すると、『ハーミット・カウンシル』や『ミニチュアペイント大全』に加え、ハーミットインの全有料マガジンと全有料記事が読み放題になる。カウンシルと同額で、カウンシルを定期購読するよりも読める記事が増えるので一番おすすめだ。

さあ、冒険の旅に出よう！！

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寄せられたサポートは、ブルボンのお菓子やFUJIYAケーキ、あるいはコーヒー豆の購入に使用され、記事の品質向上に劇的な効果をもたらしています。また、大きな金額のサポートは、ハーミットイン全体の事業運営や新企画への投資に活かされています。