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ミニチュアペイント大全

ミニチュアの製作とペイント(塗装)に関するあらゆるノウハウを詰め込んだ定期購読マガジン。オールドスクール・ファンタジーミニチュアを楽しむ貴兄には無論、あらゆるジャンルのミニチュア…
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ミニチュアペイント大全 総合もくじ(2024年10月21日更新)

イントロダクションここは定期購読マガジン「ミニチュアペイント大全」の目次だ。ここに来れば、君はペイント大全の何がどこにあるかをたちどころに把握できる。下の「目次」を使えば、それぞれのエントリーに飛べる。 エントリーの最初に🔰がついているものは、ペイントを始めたばかりの初心の友にまず読んで欲しい、いわば基本中の基本を扱うエントリーだ。 それじゃあ、楽しんでくれ! 執筆:籾山 庸爾 🔰ペイント大全の読み方・進め方ペイント大全は、初心の友からハードコアなベテラン趣味人まで

ペイント大全エクストラ:戦闘シーンのヴィネットを作ろう4(総仕上げ編)

よくぞ来た。ペイント大全EXTRA、引き続き“ヴィネットの魔術師”大河原良介氏の製作と執筆でお届けしよう! 前回は騎士のペイントを仕上げ、今回は相手役であるスケルトンを仕上げる回となる。それでは、氏にバトンタッチしよう。楽しんでくれ! やあ!みんな、ホビーを楽しんでいるかい?大河原良介だ。今回は両者が対決するにふさわしい情景を実感たっぷりに表現して、完成まで一気に進めよう! 地面のペイント前半地面は決してポーカーフェイスじゃない。様々な表情を持っているんだ。乾いた地面は

ペイント大全エクストラ:戦闘シーンのヴィネットを作ろう3(スケルトンのペイント編)

よくぞ来た。ペイント大全EXTRA、引き続き“ヴィネットの魔術師”大河原良介氏の製作と執筆でお届けしよう! 前回は騎士のペイントを仕上げ、今回は相手役であるスケルトンを仕上げる回となる。それでは、氏にバトンタッチしよう。楽しんでくれ! やあ!みんな、ホビーを楽しんでいるかい?大河原良介だ。まずは、いつも記事を読んでくれている評議会メンバーにお礼を言わせてくれ。ありがとう! 未読のメンバーもぜひ読んでくれると嬉しい。 前回のエクストラで感想を寄せてくれた評議会メンバーの人

ペイント大全エクストラ:戦闘シーンのヴィネットを作ろう2(騎士のペイント編)

よくぞ来た。ペイント大全EXTRAは、俺(籾山庸爾)以外のゲスト執筆者が 製作の秘密をみんなとシェアしてくれるシリーズだ。引き続き大河原良介氏の製作と執筆でお届けしよう! 前回モデリングとアンダーコートを進めたヴィネットのうち、騎士のペイントを仕上げる回となる。それでは、氏にバトンタッチしよう。楽しんでくれ! **** 騎士のペイントやあ! 大河原良介だ。前回アンダーコートした騎士のペイントを最初から仕上げまで進めよう。全身を板金鎧で包んでいるからシンプルだけど、それゆ

ペイント大全エクストラ:戦闘シーンのヴィネットを作ろう1(モデリング編)

よくぞ来た。ペイント大全EXTRAは、俺(籾山庸爾)以外のゲスト執筆者が 製作の秘密をみんなとシェアしてくれるシリーズだ。今回執筆をしてくれるのは大河原良介氏。トーチベアラー2020にしてトーチガード2023の称号を持つ凄腕趣味人で、もはやおなじみのゲスト執筆者だ。 それでは、氏にバトンタッチしよう。楽しんでくれ! 戦闘シーンのヴィネットを作ろうみんな、ホビーを楽しんでいるかい? 大河原良介だ。 今回は、2体のミニチュアを組み合わせ、改造をせずに元のポーズを活かしつつ、

ズノートの兵たち 7(完結編 ガラス瓶・鞄・武器と肩当て・地面・トップコート):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。ステップアップガイドは、ペイントスキルのさらなるステップアップを狙う君のためのガイドだ。とはいえ、『ショウケース』でやるような、じっくり塗り込みのテクと手順を紹介するものとは違う。 このシリーズで注力すること。それはミニチュアを最小限の手数で効果的にカッチョよく塗り上げ、テンポよく完成させることだ。いかに手を抜くかという単なるスピードペイントではなく、だからといってじっくり塗り込むコンテスト向きペイントでもない。その真ん中だ。 前回俺は、ズノート兵が履いている

ペイント大全 24年8月前期分休載のお知らせ

今日俺は君に謝らなければならない。ごめん。 今週の火曜夜にやべえ高熱でぶっ倒れてしまい、今日の昼過ぎまで全く起き上がることができなかった。先ほど医療機関を受診したところ、コロナウイルスに罹患していたようだ。 結果、ミニチュアペイント大全の作例制作と執筆に大幅な遅れが出ている。ちょっとまだ手元がおぼつかずペイントを再開できる状況ではないが、熱が下がったのはいいことだ。さしあたりは療養を最優先としつつ、できる範囲で仕事を進めていく。 そのため、ペイント大全の今月前期分の掲載

ズノートの兵たち 6(革ブーツ・小袋・武器の柄のペイント):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。ステップアップガイドは、ペイントスキルのさらなるステップアップを狙う君のためのガイドだ。とはいえ、『ショウケース』でやるような、じっくり塗り込みのテクと手順を紹介するものとは違う。 このシリーズで注力すること。それはミニチュアを最小限の手数で効果的にカッチョよく塗り上げ、テンポよく完成させることだ。いかに手を抜くかという単なるスピードペイントではなく、だからといってじっくり塗り込むコンテスト向きペイントでもない。その真ん中だ。 前回俺は、ハルバード持ちの革上着

ズノートの兵たち 5(革上着・新品の盾と使い込まれた盾・黒革のペイント):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。ステップアップガイドは、ペイントスキルのさらなるステップアップを狙う君のためのガイドだ。とはいえ、『ショウケース』でやるような、じっくり塗り込みのテクと手順を紹介するものとは違う。 このシリーズで注力すること。それはミニチュアを最小限の手数で効果的にカッチョよく塗り上げ、テンポよく完成させることだ。いかに手を抜くかという単なるスピードペイントではなく、だからといってじっくり塗り込むコンテスト向きペイントでもない。その真ん中だ。 前回俺は、メイス持ちの盾、皮上着

ズノートの兵たち 4(盾・革上着・革帯・頭巾のペイント):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。ステップアップガイドは、ペイントスキルのさらなるステップアップを狙う君のためのガイドだ。とはいえ、『ショウケース』でやるような、じっくり塗り込みのテクと手順を紹介するものとは違う。 このシリーズで注力すること。それはミニチュアを最小限の手数で効果的にカッチョよく塗り上げ、テンポよく完成させることだ。いかに手を抜くかという単なるスピードペイントではなく、だからといってじっくり塗り込むコンテスト向きペイントでもない。その真ん中だ。 前回俺は、剣持ちの着込んだチェイ

ズノートの兵たち 3(縁飾り付きチェインメイルと革鎧のペイント):ペイント大全ステップアップガイド

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ズノートの兵たち 2(肌と顔のペイント):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。ステップアップガイドは、ペイントスキルのさらなるステップアップを狙う君のためのガイドだ。とはいえ、『ショウケース』でやるような、じっくり塗り込みのテクと手順を紹介するものとは違う。 このシリーズで注力すること。それはミニチュアを最小限の手数で効果的にカッチョよく塗り上げ、テンポよく完成させることだ。いかに手を抜くかという単なるスピードペイントではなく、だからといってじっくり塗り込むコンテスト向きペイントでもない。その真ん中だ。 前回俺は、3体のズノート兵を組み

ズノートの兵たち パート1(モデリングとアンダーコート):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。ステップアップガイドは、ペイントスキルのさらなるステップアップを狙う君のためのガイドだ。とはいえ、『ショウケース』でやるような、じっくり塗り込みのテクと手順を紹介するものとは違う。 このシリーズで注力すること。それはミニチュアを最小限の手数で効果的にカッチョよく塗り上げ、テンポよく完成させることだ。いかに手を抜くかという単なるスピードペイントではなく、だからといってじっくり塗り込むコンテスト向きペイントでもない。その真ん中だ。 今回俺がチャレンジするのはポール

ペイント大全マスターズ:〜ベーシスト列伝〜情景素材ガイド

よくぞ来た。ベースデコレートとは、ミニチュアの立っている「ベース」に、そのミニチュアがいる「舞台」を作り彩ることだ。シンプルに地面を表現するものから、まるでミニジオラマのような野心的なものまで色々ある。 ベースデコレートのアプローチには色々ある。種族や陣営ごとに地形を揃えるのも一つの方法だし、それぞれのミニチュアの個性や出自、または活躍するであろう場所を想定し、様々な情景を表現することも一つの方法だ。 ベースデコレートの魅力は無限大だ。ペイント大全では、ボール紙やつけまつ