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ペイント大全ショウケース:怒れるドラゴン パート3(ウロコの陰影づけと色味調整、腹板の仕上げ)

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「マスターズ:大型ミニチュア組み立て伝説」で組み立て、前々回の「マスターズ:ベーシスト列伝 遺跡建造奏法」で崩壊した遺跡のベースデコレートをし、前回の「ショウケース:怒れるドラゴン パート1」「ショウケース:怒れるドラゴン パート2」でペイントを進めたドラゴンを、引き続きじっくりと塗り上げていこう。

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怒れるドラゴン(商店のアイテムページはここ』の、前回時点における状態を改めて載せておこう。今回は、赤いウロコにさらに陰影をつけ、深みを加えつつ、腹板をじっくりと塗り上げていこうぜ!



*ミニチュアの塗り込みはモチベーション維持がカギ*

ペイントの続きに入る前に、ちょっとだけ。塗り込みの常として、作品の完成にたどり着くまでは、相応の時間がかかる。大型モデルは特にその傾向が強い。手数は増えているのに、堂々巡りを繰り返しているような気分になりやすいんだ。これは、構成要素それぞれの面積が広いことが主な理由。同じ肌の塗り込みでも、ゴブリンならば1時間もあれば完成するだろうけど、ジャイアントなら肌だけで数十時間かかるだろう。ゆえに、各部に早く色を入れてしまいたくなって、それぞれのステージを端折ってしまいがちになるんだ。気を強く、そして確かに持つんだ。手をかければかけただけ、ミニチュアはちゃんと応えてくれる。大器晩成ってやつだ。俺たちとおんなじだ。いいものを作るのは、時間がかかるんだ。
小刻みに休憩を入れる、一回のペイントセッション時間を短くし、代わりに毎日少しずつでも進める、あるいは気分転換のホビーバタフライ用に、他のホビープロジェクトを挟みながら進めるなど、モチベーションを維持する方法はたくさんあるぜ。

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そして何より大切なのは、手をつけたミニチュアを長い間放置しないことだ。一旦放置すると、再開するには、製作をゼロから始める以上にめんどくさく、気が重いものになる。結果として、製作自体から距離を置く遠因にさえなるんだ。少しずつ...毎週30分ずつでもいい。放置せずに作り続けるのがいいよ。
もし途中で飽きてしまったり、煮詰まってしまったりして、どうしても完成させられない時もあるかもね。その途中状態で、完成と認定するのもありだ。満足できているなら、それは完成でいい。
途中でもし放置するくらいなら、一旦剥離剤やリムーバーにつけてペイントを落とし、ゼロからやり直すか、あるいはひと思いに捨てて、新しく買い直せ。もったいない? 俺に言わせれば、途中でグズグズほったらかしにしている方がよっぽどもったいないぜ。今のスキルを駆使して、できる限りで完成まで持っていくのが一番いい。
たとえ不満足でも、失敗作でもいいじゃないか。その作品は君のホビーヒストリーを彩る記念碑となり、やがて完成するであろう最高傑作への道しるべなんだ。

それじゃあ続き行ってみよう!


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