彼を、忘れる

元彼を知り、忘れるには、3年半が必要だった。

正確には、まだ忘れたわけではない。

彼との関係からの卒業を覚悟するまで

葛藤に葛藤を重ね

私の将来を考えた結果

卒業することが良い。と、

頭と心が一致したあの日

やっと決意することができた。

2度目の復縁はしなかった。

復縁しようと申し込まれたけれど、

私が悩んでいる間に、腹を括った時に、

また私が振られた。

また好きな人ができたらしい。

また本質を解決できなかった。

また、また、また、の繰り返し。


彼に、泣きながら言われたセリフ。

「大好きだった」


「いちばん傷つけたくなかった」


堪え切れず泣く私に、

「縁があればまた会えるよ」


別れ際、手を振る私に、

「いってきます」


つくづく不思議なひとだ。


どこかで、健やかに、生きてください








ありがとうございます。 あなたの一押しでわたしの幸福度があがります。 そんなあなたにも幸あれ。