日記のメモ書き2022/08/19

「あの時の現実が頭に残っている人はこの辺でも何人いう人しか残ってない
これ、はいそうですか、言うて
なくならせてしもても ええもんかね」


終戦前日の大阪。空襲を体験した照屋さん

https://www.youtube.com/watch?v=eRUwYOuhw48


わたしは、わたしは聴かなくてはいけない。
絶対に、うやむやにしてはならない。

ぼやぼやしていられない

空襲警報が鳴って、防空壕に急いで
まちが焼かれ、人は倒れ、やすまらない日々を過ごしている
昔のことではなく、今現実にある

遠い日のことじゃない


いくつかの聞き書きや証言、エッセイを読む

語らない人のからだに抱えられたものに
どう近づくことができるだろうか
私は、おじいちゃんに、そして被爆体験者に自分で話を切り出したことがない
場が作られているところで語りをきいた
訪ねていって語りを聞くことに、その時に問われる私に怯えている
傷つきたくない。

おじいちゃんは語らないかもしれない、でも語りたいかもしれない
でも、思い出したくないんじゃないだろうか。。。きいたら思い出させてしまう
二の足を踏んで、ぐっと聞けない私
周辺をぐるぐるまわっている
こちらから、すこし投げかけてみることができるだろうか
これをするかどうかは、私の問題のように思う

思い出させてしまう前に、日常に抱えているのだとおもうけれど

おじいちゃんの家は、小さなころから通っている家はおそらく被ばく建物
まだ知らないことが多すぎる、ずっとそこに建っているはず
原爆で損傷したものの倒壊はしていないはずで、この前家の修理の話をしていた時に、
爆風で土台がゆがんで、、、みたいな話をしていたような
おじいちゃんの家は相当古い、被爆した家に住んでいる


ここ2日、日記を書かなかった
戦争や原爆について、書くことがなかったおもいをめぐらせることがほとんどなかった




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