玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ
そういうタイトルの本を買った。
Instagramでフォローしている人が載せていたからだ。
高校生の男の子2人の夏の1週間を詩で書いているというなんだかよくわからない本だ。
昨日の夜に注文して今日会社に届いたからさっき読んだざっくりだけど
こんな感じで5,7,5,7,7の詩でストーリーが進んでいく。
一応ミステリーと銘打ってるんだけど、ミステリーなのかはわからない。
ただ考察は出来るようになってるって感じだね。構成的に空白の背景や時間があるのと、詩という文字数の限られたフォーマットでより読み手に想像力を働かせるような仕組みになっている。はず。
毎日の出来事を詩で書けたなら面白いかも。続くといいね。
今日を表す詩を書いてみよう。
展示会終わりの金曜早退したい。プレミアムフライデーはどこにいるのか。
空っぽの残業終わりの空間に小さく響くお疲れ様です
唐突な腹痛の先現れた、合点のいったポケットのフリスク
換気扇の下で灯す煙草の火、ビルトインコンロのお葬式
寝ます。
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