文化財運営の裏側、ほんの少しお見せします。
指定管理者になった私たちが、6年間で経験し、学んだコト その①
「場を造り、育む」という発想
無鄰菴・岩倉具視幽棲旧宅での指定管理運営のミッションは「庭に集い、庭を育む」、つまり、指定管理運営を通じて、様々なお客様の集う「場」を造り、その価値に共感いいただき、ともに育んでいくことです。
これは、私たちの本業、造園業の本質である「庭を造り、育む」ことに根差し、また同時に公共財かつ文化財としての無鄰菴・岩倉具視幽棲旧宅指定管理運営の基本理念でもあります。「場」を造る、というと工事のような、ハード面での作業をイメージされるかもしれませんが、