中島満香

稼ぐ文化財コンサルタント。 指定管理者やコンセッション、ガバメントクラウドファンディン…

中島満香

稼ぐ文化財コンサルタント。 指定管理者やコンセッション、ガバメントクラウドファンディングなど、様々な制度に精通しており、都心、地方など様々な立地条件にある文化財建物を「稼ぐ文化財」に変えた実績を持つ。

マガジン

  • 稼ぐ文化財ニュース

    文化財の保存・活用に関するニュースを紹介し、注目記事についてはトピックスとして開設します。

  • 稼ぐ文化財 解体新書

最近の記事

足利市の陣屋門保存問題から、所有者不在の文化財の保存活用を考える ~稼ぐ文化財ニュース(2022/2/3)

稼ぐ文化財ニュースでは、近現代の文化遺産を後世に残すべく保存と活用の両立に取り組む全国の最新事例を紹介し、各事例の特徴や今後の動きについて考察していきます。 ※トップ画像は産経新聞社より引用 ◆今日のトピック戸田氏の陣屋門 初調査/市民から保存求める声/個人所有、傷み激しく/足利市教委(下野新聞 2022.01.29) 【記事概要】 【足利】市教委は28日、旭町に残る旧足利藩主戸田氏の屋敷にあった「陣屋門」(表御門)を初めて調査した。個人の所有で文化財の指定は受けておらず

    • 呉市の円形校舎、耐震不足で揺れる ~稼ぐ文化財ニュース(2022/1/28)

      稼ぐ文化財ニュースでは、近現代の文化遺産を後世に残すべく保存と活用の両立に取り組む全国の最新事例を紹介し、各事例の特徴や今後の動きについて考察していきます。 ◆今日のトピック中国地方で唯一、呉・港町小の「円形校舎」岐路 築60年で耐震不足、希少さ再評価も(毎日新聞社 2022.01.27) 【記事概要】 1950~60年代に全国各地で採用されながら建て替えで姿を消し、中国地方では唯一現役で使われている呉市立港町小の「円形校舎」が、存廃の岐路を迎えている。築60年で耐震強度

      • 稼ぐ文化財ニュース(2022/1/21)

        稼ぐ文化財ニュースでは、近現代の文化遺産を後世に残すべく保存と活用の両立に取り組む全国の最新事例を紹介し、各事例の特徴や今後の動きについて考察していきます。 ◆今日のトピック日本遺産、再審査4件の認定を継続 評価初年度の取り消しなし(毎日新聞社 2022.01.14) 【記事概要】 文化庁は14日、地域のさまざまな文化財を観光振興に活用する「日本遺産」の評価制度で、再審査とした4件の遺産認定を継続すると発表した。評価制度は2021年度に導入。取り組みが不十分な遺産は認定を

        • 【速報】築90年の任天堂の旧本社社屋が、1泊10万円のホテル「丸福樓」としてうまれかわるようです。何とも言えない味のある建物。残って本当に良かった。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000051750.html

        足利市の陣屋門保存問題から、所有者不在の文化財の保存活用を考える ~稼ぐ文化財ニュース(2022/2/3)

        • 呉市の円形校舎、耐震不足で揺れる ~稼ぐ文化財ニュース(2022/1/28)

        • 稼ぐ文化財ニュース(2022/1/21)

        • 【速報】築90年の任天堂の旧本社社屋が、1泊10万円のホテル「丸福樓」としてうまれかわるようです。何とも言えない味のある建物。残って本当に良かった。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000051750.html

        マガジン

        • 稼ぐ文化財ニュース
          5本
        • 稼ぐ文化財 解体新書
          1本

        記事

          稼ぐ文化財ニュース(2022/1/14)

          稼ぐ文化財ニュースでは、近現代の文化遺産を後世に残すべく保存と活用の両立に取り組む全国の最新事例を紹介し、各事例の特徴や今後の動きについて考察していきます。 ◆今日のトピック重文・三河家住宅 保存・活用、多難な前途 多額の耐震費用、計画足踏み 徳島市(毎日新聞 2022.1.14) 【記事概要】 独創的なデザインで重要文化財に指定されているドイツ風建築物「三河家住宅」(徳島市富田浜4)の保存や活用の仕方に、市が苦慮している。昭和初期に建てられたが老朽化が著しく、一時は修理

          稼ぐ文化財ニュース(2022/1/14)

          稼ぐ文化財ニュース(2021/12/20-2022/1/3)

          稼ぐ文化財ニュースでは、近現代の文化遺産を後世に残すべく保存と活用の両立に取り組む全国の最新事例を紹介し、各事例の特徴や今後の動きについて考察していきます。 ◆今日のトピック市小売市場 年内に廃止 岩国城下町で戦後復興期から営業 跡地活用 町並み配慮し検討へ(中国新聞 2021/12/20) 【記事概要】 岩国市は年内にも、戦後の復興期から城下町で親しまれた市小売市場(同市岩国)を廃止する。開会中の市議会定例会に廃止条例案を提出した。施設が老朽化し、営業していた2店は既に

          稼ぐ文化財ニュース(2021/12/20-2022/1/3)

          稼ぐ文化財ニュース(2021/12/1-12/19)

          稼ぐ文化財ニュースでは、近現代の文化遺産を後世に残すべく保存と活用の両立に取り組む全国の最新事例を紹介し、各事例の特徴や今後の動きについて考察していきます。 ◆今日のトピック市庁舎本館(登録有形文化財)の活用にかかる市場調査結果/大牟田市 【調査結果】 登録有形文化財の本庁舎を有する福岡県大牟田市が、庁舎建て替えと現庁舎(本館)の保存活用にかかる検討をおこなっており、このたびサウンディング調査の結果が公表されました。 サウンディングに参加したのはゼネコンやコンサルタントな

          稼ぐ文化財ニュース(2021/12/1-12/19)

          稼ぎのモデル01 赤坂迎賓館

          文化財の保存と活用のバランスをとることは難しい、と言われます。 毎年数百万円の維持費を個人で負担し続け、自治体に寄付しようとしたけど引き取ってもらえず、泣く泣く壊してしまったという話を聞きます。 自治体側も、たくさんの歴史的施設を持っているけどうまく活用できず、毎年維持費だけが出ていくだけで悩んでいる、という声も聴きます。 これまで、仕事で様々な歴史的建造物の保存と活用を支援してきた経験を活かし、全国の文化財建物を魅力的に活用しながら収益を上げている事例を対象に、「稼ぎのモ

          稼ぎのモデル01 赤坂迎賓館