どこかの空間の私と、意識の私

先日、この1年で引きずりに引きずっていたモヤモヤから解放された私です。

解放されてから気がついたことがあります。
この感覚にたどり着くまでに、自分の「モヤモヤ」と何度も向き合ってきました。
その中で、モヤモヤを発したり、感じたりしているのは、心の中のもう一人の私だと思い、「大丈夫、心配ないよ」など話しかけるイメージで宥めていました。
ただ、そうしても感じる安堵感というのは一瞬で、またすぐモヤモヤが生まれてくるのです。
その都度、問題ない、心配ない、大丈夫、と。
心の中の私は心配性だね、心配してくれてありがとう、と、何度も繰り返しました。
ですが、開放感を得たあと、それは逆だったのだと気が付きました。
つまり冷静に正しい道を言っているのは心の中の自分で、心配やモヤモヤを抱えていたのは意識の私だったということです。

それからというもの、不安や悩みを覚えるのは意識上の自分であり、どこかの空間にいるもう一人の私はいつも冷静で、いつでも不安や悩みを聞いてくれる存在であり、そのもう一人の私は選ぶべき道、本当の望みを知っていて教えてくれるのだと解ったのです。

人に相談することで気持ちは軽くなる。なんでも聞いてくれる存在というのはありがたく貴重な存在だと思います。
それが自分の中(どこかの空間)にもう一人の自分として存在すると気がついたことで、いつでも進むべき道を示してくれる、どんな相談も受け入れてくれる環境があるのだという安心と心強さを得ることができたのです。
この存在を信じていればいいという安心感です。

ちょっと何を言っているんだという感じだと思いますが、私の中ではすべてが腑に落ちて納得できたのです。

余談。
無意識的に心配や執着感情が生まれる物事は、大抵自分には向かわない方が良い道であり、うまくいかないものごとであるというのがわかってきました。
もう一人の私からのアラートなんです。
そして、わくわくはするし興味があるけれど心配とか執着を感じないものは進むべき、良きご縁なのだと。