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観光としての人道支援はアカン!核もアカン!

今日のキエフも寒いよ。
仕事用のパソコンも携帯も
もう後任に渡す準備はできている、
ほぼ任務完了。

仕事用のパソコンが、
もはや2000年初期のモデルみたいで
リュックに入れて持ち運んでるけど、
え、私、

鉄アレイ持ってるっけ?!

ってくらい重い。
鉄アレイからの解放はすぐそこまできてる。

残すは、荷物の整理と
残された現金(フリブナ)を
現地で使い切るという任務が残ってる笑

大した額は残ってないけれど、
ドルやユーロに両替して持って帰るほどでもないし、
基本的には、現地でもらった
小遣い程度の現金は
地産地消して、その国に還元したい。
なんか、両替して持って帰るって
すげえケチいなと感じる。(←ドイツ・オランダ人に多い)

お土産屋さんは、坂の上にあって
心理的に距離が遠い、
それにまた「戦争してるから、
tomorrow is ベリベリ far way」とか言われて
推し売られても、
スーツケースはスペース無いし・・・


熟考の結果、
ネイルサロンに行く!となった。
ネイルサロンなんて10年ぶりくらい。

私、足首が太くて、(いや、全体的に)
足をジロジロ人に見られることに抵抗があって、
今まであまり、ネイルサロンというものが選択肢になかった。

でも、よく考えたら、
「まじそんなのどうでもいいじゃん!!」
と、開き直り、
20年以上の沈黙を破り、
つま先をウクライナネイリストに託すことに。

ディズニーみたいな可愛い家が多かった。日本でいう、麻布エリアとでも呼ぼう。


大使館とか、
高級バーのある
ヨーロッパ調の街並みにあるネイルサロンで
90分!
綺麗にしていただきました。
爪が綺麗だと、テンションあがる!

午後は、おそらく最後の会議に参加。

会議の最初に、プロジェクトの偉い人が
ウクライナでの
人道支援系NGOや国連の活動の動向について
まとめて話してくれて、
なかなか興味深かった。

2014年のクリミア侵攻の時に、
何して欲しいですか?と要望を聞いたまま
姿を消すNGOが多く、(I◯R◯とか)
それ以降、結構不信感が強いらしい。だから、
なかなか政府関係者に信頼してもらうのは難しいみたい。
一年経って、まぁなんとか信頼は得てるけど、
それでも、難航することもあると。

困ってそうと、勝手にきて、
要望だけ聞いて、あーそうですか、
で、結局何もしないって言うのは、
本当、人道支援系あるあるで、
Humanitarian Tourismって言うんだけど、
一番やっちゃダメ。
自己満足なだけの支援は害でしか無いのだから。

その後は、今後の計画について。

私がいたのは12月〜の冬の時期。
冬場の戦争は、
夏ほどアクティブじゃないらしい。

理由は、
・日照が短い(夜もナイトビジョンをつけて戦闘はするけど、日中ほど視界は良くない)
・雪で戦車が通れない?でも、−10度くらいまでになれば、地面が凍るから通れる。
・そもそも、寒い中での戦闘は心身ともにハード

なので、ここ数ヶ月は
前線もそこまで推して引いての範囲が小さかったけど、
これから春〜夏に向けて、
準備をしないと行けないということだった。

今は患者来ないね〜って落ち着いてて、
稼働率50〜70%くらいでも、
急に150〜200%になることもあるんだから。
と言うことでした。

まぁ、誰も口にしないけど、
この戦争長引くよねっていう雰囲気で
今後の計画がされてる気がした。

やはり、世間の同調圧力的に、
ロシアが悪で、ウクライナが正義というイメージだけど、
どっちの国も多くの人が死んでいるし、
停戦、またはどちらかが降伏しないと
犠牲者は増えるばかり。

プーチンがプッチンして
核兵器のボタンを押すぞ!
ってめちゃめちゃ脅してきたら、
ウクライナさん、そろそろ降伏しませんかって
EUが言うのかな?とか、
色々シナリオは考えられるけど、
核戦争は本当、まずいわな。

そして、ウクライナロシアの裏では、
イランは、ウランを濃縮させて
イスラエルとの闘いに備えてるし、
もう世界は第三次世界大戦へ向かってる気しかせん。

本当に、戦争ムードになったら、
『戦争になっても、
ワタワタしない思考とメンタルのトレーニング』
とかいうセミナー開こうかなw

セミナーといえば、
お友達の団体「ララアース」で少しお話しします。
参加費は、ララアースさんへの寄付になります。
3月9日(木)20:00〜
お時間ある方どうぞ。

https://peatix.com/event/3515999



ではでは〜

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