見出し画像

世界的に有名なオーストリア人音楽家が、クリエイティブであり続けるためにやっている秘密

ともえ@ファスティング中です✨
(→よかったら自己紹介を読んでね)

前回の記事で、今後、
AIがどんどん産業の中心になるにつれて、
人間は人間にしかできないこと、
つまり、クリエイティブなことに集中しないと、
生きていけなくなる
、という話をしました。

そして、そのために必要なことはいっぱいありますが、

基本中の基本になることは、
健康=潜在意識とつながった身体づくり
だと書きました。

実は、私がこれを確信することになった
ある世界的に有名な女性音楽家との出会いがあります。

その出会いで確信したのは、

クリエイティブなことで成功している人は、
かなり健康に気を使っている人が多い
ということ。

それも、世界トップレベルの音楽家になると
日本人の多くの人がやっていないあることを
当たり前のように取り入れている、
ということ。

それを痛感する出来事がありました。

世界的に有名なオーストリア人の女性アーティストが日本では花粉症にならない理由は?

彼女のことは、仮にBと呼びましょう。

オーストリア出身の女性で、
ウィーンの某交響楽団の
史上初のコンミスになった人。

オーストリア銀行から貸与されているバイオリンを弾きこなし、
今はスペインを拠点に生活していますが、
日本との縁が深く、

重要なコンクールで日本に来て以来、
日本大好き、日本にお弟子さんもたくさんいる
というバイオリニストです。

毎年4月の春先に、日本各地でコンサートをしています。
日本のオケと共演したり、小さな室内楽をしたり。
※今年はコロナでなかったけど・・・

画像3

その彼女と私が出会ったのは、2014年のことでした。

共通の知人を通じて出会い、最初の出会いがコンサートの楽屋裏で。

なぜかすぐに意気投合できて、コンサートが終わった後で
一緒に食事に行って、おしゃべりをする機会がありました。

そのとき、日本はちょうど桜の季節=花粉症の季節

画像3

私自身は、花粉症は年によって出たりでなかったりするのですが、
その年はちょっと花粉症が強く出てしまう年でした。

ホテルで食事をしていると、
Bと一緒にコンサートのためにオーストリアからやってきた同僚の音楽家の男性が、ものすごい大きなくしゃみをしました。

周りの人が振り返るくらいの大きなくしゃみ。

どうやら、その男性は、
日本に来てから花粉症になってしまったようでした。

日本ではこの季節、花粉がひどく飛ぶので、
私は、Bも花粉症の症状が出ていないか?と聞きました。

Bは、世界中色々なところでコンサートをします。

空気の悪い地域もありますし、
春の日本のように花粉が飛ぶところもありますし・・・。


すると、Bは、こう答えました。

子どものころからオーガニックな食事とファスティングをしているから、病気もしないし、世界中どこでも活躍できる

画像4

B「私には花粉症ってないのよ

たとえ、ひどい花粉が飛んでいるところでも、
中国のように大気汚染がひどいところでも、
どこの国に行っても問題ないの。

多分、子どものころから食事は
全部添加物なしのオーガニックだったからかな。

母が、すごく気を使ってくれていたの。

それに、ハーブを処方してくれるホームドクターがいて、
ファスティングもするしね

・・・ファスティング!?

私にとっては、宗教の用語でしか聞いたことのない
ファスティングという言葉が、
Bの口から出てきたことにちょっとびっくりしました。

B「大切なコンサートの前とか、ここぞというコンクールの前は、
絶対に食べない方がうまくいくの。

それも、1食だけ抜くんじゃなくて、
数日間食事しない、ファスティングをするのがいいのよ

私が、世界中で音楽活動をやっていけるのは、
多分この健康な体、そしてファスティングのおかげだと思う」

・・・実は、オーストリアのクラシック音楽業界は、
Bが若いころ(今から30-40年前)は
めちゃくちゃ閉鎖的でした。

外国人はもちろんのこと、女性もダメだったみたいです。

たとえば、ウィーンフィルのコンマスになるのは
ドナウ川の産湯を使ったことのある男性だけしかダメ
という噂もあった(ある)くらい、
保守的であったらしいです。

(その点、ドイツ、特にコスモポリタンな
ベルリンとは全然違ったらしい)。


そんな中、Bが女性で初めて
ウィーンの交響楽団のコンミスになるというのは
相当の実力がなければできないこと
だったはずです。


そして、実力だけではありません。

世界各地のオケと共演し、
時には過密なスケジュールで飛び回る以上、
相当な体力が必要です。

たとえば、体調不良でコンミスがステージに立てない、
ソリストが欠席する、
なんてことはゆるされません。

トップで音楽家をするのは、
色々な意味で求められているものが大きい。
替えの効く存在ではないのです。


一目会った時から、とにかくBの
カリスマ性とバイタリティに魅了されていた私は、

Bの音楽家としての成功を持続させている秘密は、
ファスティング というものなのかもしれないと思い、
ぐいっと前のめりになって尋ねました。

芸術家がファスティングで見る「つながっている世界」

画像4

私「ファスティングすると、何が違うの?」

B「そうね・・・。

・・・ともえは、天使って知っているわよね?
Iのお友達だから、もちろん知っていると思うけど」

Iというのは、私とBをつないでくれた、
オーストリア人の女性ヒーラーで、
天使のことをテーマにしている女性でした。

私「ええ。もちろん。知っているというか、
いつも身近に感じているし信じているわ。」

B「OK。なら、言うけどね。

・・・ファスティングをして、
4~5日くらい経つと、頭が冴えてくるの。

そのまま続けていくと、だんだん、

余計なものがなくなって、
自分だけと一緒になっているような気持ちになる。

そして、そういうときにヴァイオリンを弾いているとね。

天使が下りてきて、
私と一緒にヴァイオリンを弾いていると感じることがある。

で、天使が私の弓や指を動かしているという気持ちになるの。

私が、じゃなくて。

自分を超える自分以上の何かにつながっているという感じになるの。

そういうときは、1年に何回もないんだけどね。

でも、ファスティングをしたときは、
そういう「つながっている」状態になりやすい。

だから、私は今でも大切な時は、
集中力を高めるために、ファスティングをするのよ」

そういって、Bはにこっと笑ってくれました。


その日のコンサートで、
情熱的に弓を動かしながら
ベートーヴェンを熱演していたBがやっている、秘密。

それは、ファスティング、というものだったのかもしれない・・・。

芸術家はファスティングでインスピレーションを維持している?

画像5

思えば、私が知っている知人のヨーロッパ人、特に芸術家は、
結構ファスティングをする人がいたことを思い出しました。

20代のころに習っていたドイツ人の画家の先生も、
1週間ファスティングをして描いた絵が、
賞を取ったといっていたし・・・

同じく20代のころに仲良くなったオーボエ奏者のドイツ人も、
コンサートの前には
ジュースだけを飲んで過ごすといっていましたし・・・


そして今回、改めてBとの話を聞いて、

ファスティング=芸術家=クリエイティビティの発動

という図式が頭の中にインプットされました。


・・・とはいえ、
Bの話を聞いたその当時は、割と「ふーん」というレベル。

正直、あまり自分事ではありませんでした。

・・・というのも。

ファスティングは
日本では食を絶つと書いて、断食。

つまり、「食べないコト」。

そして、仏教などで修行の一環となっており、
苦しみと結びついているイメージ。

なんか、辛そう・・・

と思い、音楽家でもなんでもない私は、
Bとの出会いで知ったファスティングの世界とは、
いったん疎遠になりました。


でも、AIが人間から仕事を奪うと言われるようになった
ここ数年。

ごく普通の人であっても、
クリエイティブであることは
これからの時代を「ただ何とか生きていく」
だけではなく「よりよく生きる」ためには必須なのでしょう。


実は今、私は、

空腹感や飢餓のイメージと結びついた
修行的な「断食」ではなく、

あるいは、日本の酵素ドリンクのような
糖分で体が底冷えするようなファスティングでもなく、

ハーブで行うファスティングを実践中です。

もし記事が気に入ったら、サポートしていただけましたらうれしいです🌟より良い記事を書くための今後の活動に使わせていただきます💕