休職か育休か
妻と喧嘩をした。
喧嘩というか、呆れられた。
ここ最近、調子が良く、朗らかに1日を過ごせられる日が続いていた。
そのため、油断していたのか、外部要因により滞っていた仕事が立て続けに進行することになり、複数の業務・イベントを同時並行かつ急ピッチで進める必要が出てきた。
すでに育休の仮承認は降りているため、育休中のピンチヒッターの職員にも情報を共有し、場合によってはいっしょに動いているところで、心理的負担が軽くなったと思っていたが、
やはり、傷は癒えてなかったのか、昨日・今日で消耗してしまった。
帰宅後、妻に、「休みたい、けど、頑張りたい」と「んで?何が言いたい?」とツッコまれてもおかしくない発言をしたのをきっかけに、
妻から、最初は提案ベースで
「在宅勤務多めで、たまに有給をとったり」
「私の体調不良でいいから、休んでもらったり」と言われ、
でも、育休までの主担当は変わりないから…
と渋っていると、
「赤ちゃん産まれたら、ケアできないんだよ?」と言われ、
こちらも
「分かってるよ、でも、頑張りたいんだ」
と返して、小一時間、会話がない。
自省していると
「頑張りたいんだ」という自分の発言は
「誰のため?」という疑問が浮かんできた。
じっくり考えていると、
この現状を考慮し、色々とサポートしてくれている職場の人がいるから、という答えが残った。
アホだな。と思った。
優先順位がぐちゃぐちゃだ。
両家の親のサポートが得られにくい状況であることから、育休を取るとしたのに、
療養のための育休にすり替わっていた。
妻と、子どものために24時間を費やすと決めて育休を取ると決めたのに、目標を見失っていた。
幸いにも権利としての有給はたんまり残っている。
私の本来業務としての仕事もたんまり積み重なっているところだが、私の代わりはたくさんいるもの。
育休と休職の狭間の空白期間をいただけるよう、上司に相談してみよう。
妻にも伝えたぞ、おれ。
怖くて言えなかったなんて言い訳は、それこそリコンものだぞ?
これまでコロナ患者に直に接したり、災害対応に明け暮れたり、過労死ラインを越える残業をしたり、十分に地方に貢献してきたじゃないか。
目の前のいちばん大事な住民のため、少しばかり早めに休ませてもらおう。