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ピクシーズ+αの話

皆好きでしょ、ピクシーズ。ロック好きですって言う人は大なり小なりピクシーズ聴いてるイメージ。そんなピクシーズのお話です。

ピクシーズの何が良いって、まず曲の構造がシンプルだけど芯がちゃんとある感じがいいと思うんですよね。で、ちょっと歪なはずなのにやたらメロディアスに響く歌とか、歪んでいるように見えてきっちりしてて、整ってるようで歪んでいるみたいな不思議な魅力がありますよね。

YouTubeのコメントで「過小評価されてるシンガーと過小評価されてるギタリストと過小評価されてるベーシストと過小評価されてるドラマーのバンド」みたいな事を言ってる人がいて、上手い事言うなぁと思った事があります。しっくりくる言葉が見つけづらいバンドではありますよね。歌詞云々にしても、海外の人ならまだしも日本人だったらそこまで真意を捉えられるかって言ったらそうでもないと思うし。

本日の余談。洋楽の歌詞とかって聖書が元ネタになってる曲とか結構あるじゃないですか。これといって宗教に触れてないような生活をしてる者としてはそこまでちゃんと理解出来ないよねって思うんですよね。クリスチャンの人とかだったらハッとしたりするのかな?まぁそういうものが身近だと思わないからこそ海外の人とはちょっと違う感覚で聴けるとも思うんですけど。

さて、話はピクシーズに戻って、現在はベースがパズ・レンチャンティンさんという方ですが(パズさんを知ったのはア・パーフェクト・サークルというバンドがきっかけでした。可愛らしいお嬢さんがゴリゴリの音の中でバキバキにベースを弾く姿が印象的でした。)、オリジナルメンバーのキム・ディールさんとい方が居ましてね、この方ベースとコーラスと曲によってはメインボーカルもとるんですが、この方の歌声がピクシーズの肝であると思っております。ブラック・フランシスさんの絶叫ボーカルもいいんだけど!いいんだけども、キムさんのボーカルのバンドへの貢献度っていうのはとんでもなく高いと思います。ウィーザーにおけるマット・シャープみたいな。bassがbaseになってるっていうかね、そういうバンドいいですよね。スーパーグラスとかもベースの人が肝になってる印象があるし、いいバンドはベースが気になっちゃうよね。
↓ホント声がいいんだよな。すごく印象に残る声。


そしてここからが+αの話です。ピクシーズっていうと日本だとナンバーガールが引き合いに出される事が多いように思うんだけど、ナンバーガールもまぁそりゃ影響受けてると思うんだけどさ、くるりの方が実はピクシーズっぽくない?と思う訳です。ナンバーガールってソニックユースとかの方が近いイメージがあるんですよね。まぁくるりも音楽性の幅が広かったりはするけど、東京とかピクシーズを感じませんかね?


という訳で本日はピクシーズについてでした。それではまた!

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