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【子育て】娘との散歩

今日は息子(6歳)が小学校の入学前検診を受診する日。

妻が息子を検診に連れていくため、自分は仕事を休んで、下の娘(もうすぐ2歳)の育児を1日担当することとなった。

静かな家

いつも居るだけで賑やかな長男がいないと、家は恐ろしいほど静かだ。
身体は6歳で小さくても、普段から凄まじい存在感を放っているんだな…と実感。

娘と過ごす穏やかな時間。

お昼ご飯を食べた後、娘と一緒についつい長ーいお昼寝をしてしまった。


時刻は午後4時

せっかくの休みなのに、このまま家に居続けるのは勿体ない。
娘と二人きりでいれるチャンスもなかなか無い。

なので、近所を散歩することにした。

娘との散歩

娘と手をつないで歩く道。
もう大人と同じ足取りの長男とは違い、娘は隣を歩くのも一生懸命だ。
娘の足取りに合わせて、ゆっくりと歩を進める。

時刻は夕暮れ。
晩秋の空は、空気が澄んでいて、夕焼けがとても美しい。

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そうだ。せっかくだから、もっと「秋」を感じられる場所へ行こう。
娘の手をとって、すぐ近くにある山の遊歩道へ足を運んだ。

晩秋の山の遊歩道は、見事に落ち葉で敷き詰められていた。

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娘と一緒に落ち葉を踏みしめる。

しゃりっ、しゃりっ

早秋の頃に聞こえる、秋の虫の音色はもう聞こえない。
でも、代わりに晩秋にしか感じることができない秋の音色に耳を澄ませた。

しゃりっ、しゃりっ

娘も初めて聞く音と感触に、何度も足を踏みしめる。

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しゃりっ、しゃりっ

2人で顔を見合わせる。

「そうだ、お母さんとお兄ちゃんに落ち葉見せてあげよっか?」

娘は「ん!」といって、一枚の落ち葉を拾った。

一枚の落ち葉を大切に手にもって、家路につく。

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時間にして、たった1時間程の娘との散歩。
でも、本当に今しかできない大切な時間。

落ち葉より小さい、紅葉のような手を握りしめて、なんとなく行った散歩に思いを馳せた。

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