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自分の価値崩壊

先日お仕事で大手町にある
誰でもしっているメガバンク(みどり色)の本店へ行った。

自分の価値って何だろうという問いが刺さった。

オフィスは想像以上に立派な建物でホテルかなってくらいの
豪華さで大理石とかはめてあってビルもシックで落ち着いていた。
一番驚いたのが訪れた階には受付の担当者がいた。
もちろんビルの1階にも受付がいて、まぁこれは前職で都庁を訪ねたときも
専任の警備員が居たから普通かぁとおもったけど
行った階にも専任の方がいてアテンドしお茶をだしてくれた。
大企業に勤めている人だったらふつうなのかもしれん。

が、前職で
来客対応、お茶出し(茶葉から急須へ淹れる)、のほかに
・郵便受け確認
・電話
・ゴミ出し
・建物のごみ置き場の管理
・社内のトイレ、フロア、冬場は加湿器のそうじ
・使用していないPCの更新
・備品発注
・消臭ビーズの補充(時間が経つと白くなるから交換するアレ)
・社内の消毒・・

数えきれない雑務のほかに事務をやっていた。
(「わたしやっていましたけど」自慢はカッコ悪いと思ってるけど実は言いたいw)
受付とお茶出しでお給料がでるんかい。
わたしの価値ってなんなんだ。

友達が仕事で
「わたしばっかり業務をやっている」といって怒っていた。
たしかに、見ているとだれよりも動いていて気がついて自分からやっていた。
まわりからみると非常に有難い存在。
そりゃわたしばかりってなるよ。
わたしも前はそんな感じだったなあ。
「ペーペーだから」という理由で怒りもないし当たり前とおもっていた。
やって当然と思っているから、わかるんだよ。
ただとっても疲れていた。
奴隷になってしまう。
それが価値を下げていたのか。
大銀行の対応を目の当たりにして「わたしはなんだったんだ」という問いに行き着いた。
いきつくところは自分で価値を下げていました。
唯一みどり色の銀行にいって無理だなと思ったのは、周りにごちゃごちゃしたところ、ランチできるところとか赤ちょうちんが見えず
鬱になりそうと思った。
(皇居の周辺なので商業施設をたてられない風致かとおもわれる)

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