自分の価値崩壊
先日お仕事で大手町にある
誰でもしっているメガバンク(みどり色)の本店へ行った。
自分の価値って何だろうという問いが刺さった。
オフィスは想像以上に立派な建物でホテルかなってくらいの
豪華さで大理石とかはめてあってビルもシックで落ち着いていた。
一番驚いたのが訪れた階には受付の担当者がいた。
もちろんビルの1階にも受付がいて、まぁこれは前職で都庁を訪ねたときも
専任の警備員が居たから普通かぁとおもったけど
行った階にも専任の方がいてアテンドしお茶をだしてくれた。
大企業に勤めている人だったらふつうなのかもしれん。
が、前職で
来客対応、お茶出し(茶葉から急須へ淹れる)、のほかに
・郵便受け確認
・電話
・ゴミ出し
・建物のごみ置き場の管理
・社内のトイレ、フロア、冬場は加湿器のそうじ
・使用していないPCの更新
・備品発注
・消臭ビーズの補充(時間が経つと白くなるから交換するアレ)
・社内の消毒・・
数えきれない雑務のほかに事務をやっていた。
(「わたしやっていましたけど」自慢はカッコ悪いと思ってるけど実は言いたいw)
受付とお茶出しでお給料がでるんかい。
わたしの価値ってなんなんだ。
★
友達が仕事で
「わたしばっかり業務をやっている」といって怒っていた。
たしかに、見ているとだれよりも動いていて気がついて自分からやっていた。
まわりからみると非常に有難い存在。
そりゃわたしばかりってなるよ。
わたしも前はそんな感じだったなあ。
「ペーペーだから」という理由で怒りもないし当たり前とおもっていた。
やって当然と思っているから、わかるんだよ。
ただとっても疲れていた。
奴隷になってしまう。
それが価値を下げていたのか。
大銀行の対応を目の当たりにして「わたしはなんだったんだ」という問いに行き着いた。
いきつくところは自分で価値を下げていました。
唯一みどり色の銀行にいって無理だなと思ったのは、周りにごちゃごちゃしたところ、ランチできるところとか赤ちょうちんが見えず
鬱になりそうと思った。
(皇居の周辺なので商業施設をたてられない風致かとおもわれる)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?