EC大国といえばChina!!
Good Evening!【夕方の3本+1】ゆったり夕方に読んでおきたい厳選ニュース。
国際連合貿易開発会議(UNCTAD)が公表した国際調査曰く、EC流通総額企業ランキングの1位はアリババ。なんと流通総額はアマゾンの約2倍を誇る。
昨日の市場動向
日経平均:26,818.53 -29.37(-0.11%)
TOPIX:1,898.35 -1.27(-0.07%)
NYダウ:33,061.50 +84.29(0.25%)
S&P500:4,155.38 +23.45(0.56%)
NASDAQ:12,536.017 +201.377(1.63%)
ビットコイン:¥5,013,597(0.26%)
1.EC大国といえばChina!!
【概要】
・Amazonはグローバル展開している一方で、アリババの「淘宝網」(タオバオ)、天猫(Tmall)は実質、中国国内のみのサービス
└ 如何に中国でECが浸透しているかがわかる。逆にグローバルではまだまだ市場開拓の余地があるとも受け取れる。
└ 3位以下を見ても、ほとんどが中国と米国のECであり、それ以外はカナダのShopifyと日本の楽天
・国別でECのGMVを比較
└ 中国のGMV:15.39億ドルで米国の12.61億ドルよりも20%ほど高い
└ GDPに占めるGMV割合:中国は10.7%で、米国の5.9%の1.8倍
【要因】
・ECが中国で独自の進化を遂げたことが大きい要因とされる
└ 2010年代初期:タオバオと、家電に特化した京東(JD.com)の2強
└ 2010年代中頃:新世代が台頭
・小紅書(シャオホンシュー、RED):InstagramとECを合体させたような
・拼多多(ピンドゥオドゥオ):SNSと組み合わせてグループ購入を促す
・抖音(ドウイン):中国版TikTokでのEC活用
・快手(クワイショウ):ショートムービープラットフォームによるEC
・激しいEC競争が好循環を生み出している
└ タオバオに勝てないことはわかりきっているので、違った方法で戦おうとすることがECの豊かな多様性をもたらしている
【今後】
・中国ECの2軸マトリクス(縦軸:消費行動、横軸:場)が埋まったいま、中国のECは成長空間を失っている。
・難関は「場」という横軸の拡張。新たな場がメタバースだとも言う人もいるが、メタバースで商品を購入するようになるにはまだまだ時間がかかる。
・EC先進国・中国がさらに小売業を成長させることができるか、大きな曲がり角に差し掛かっている
2.株→米国債にシフトチェンジ
【概要】
・株式に投資する最大のETFから270億ドル流出
・国債ETFには60億ドルが流入
【要因】
・FRBの「積極的利上げ見通し」と「世界的な成長減速」の中で株式から債券に資金がシフトしている
【今後】
・イゴ氏は「債券は敬遠されてきたが、利回りはここしばらくで最も興味深い水準にある」とし、「2023年入りに向けて成長が揺らぎ始め株式相場にさらに大きな影響が出る可能性に対するヘッジ」を構築するように推奨
3.「サキミル」これEC需要も高いのでは!?
【概要】
・SBは小売りなど実店舗の集客に生かせるビッグデータ(人流・気象)をAIで分析するサービスを2022年度にも月額5390円で開始予定
【要因】
・同様のサービスでは月額10万円以上するケースが一般的だったところにメスを入れた形。ビッグデータ分析の低価格化で、中小事業者にも実店舗でデジタル技術の活用を促す。
【今後】
・ECでも気象データ加味した分析ツールもあったら需要予測制度向上につながりますね
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