肩こりのマユツバな話

今朝テレビを見てたら
お医者さんが言ってました

「寒いと血管が収縮して
 血流が悪くなるので
 冬場の方が肩こりがひどくなる」


んだそうです。

また適当なこと言ってるな〜

現場で揉んでて
肩こりのひどさが夏冬で違う
と思ったことはありません

それに冬場は揉み屋の閑散期で
お客さまもちっとも来てくれない

夏場の方が
来客数は圧倒的に多いです

「寒いと凝る
 暑いと凝らない
 っていう御説とは
 現実は真逆ですよ、先生。」

って言ってやりたくなります

だいたい、寒くて血管が収縮するって
皮膚表面の毛細血管だけの話ですからね

ひどい肩こりは
筋肉の中心部の方ですから
そんな身体の深いところが
外気をくらった程度で冷えるようじゃ
恒温動物とはいえません

冬場に海に落ちたりして
身体の中心部まで冷えると
人間は死んでしまいます。

水温が4℃くらいだと
30分も持たないって言われてますよね

人間の深部体温は
常に37℃前後に保たれています
そうじゃないと死んでしまう
だから寒くても冷えるのは皮膚だけ
筋肉や内臓は簡単に冷えたりはしません


なるほど、もっともだなって思える話も
根っ子から間違ってることがあります

権威ある人、偉い人の話は
すぐ信じてしまいがちですが
自分にとって大事なことなら
いったんはマユにツバつけた方がいいです

そもそもお医者さんって
肩こりの専門家じゃないですしね
保険効かないでしょ、肩こりって。
肩こりは病気じゃないから、ね?

さて今日は寒さもやや緩む予報
お客さまも少しは増えるかな〜
なんて期待してます。

では今日はこの辺で。

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