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販売士1級なめたらいかんぜよ

中小企業診断士は独占業務がなく、「何屋」であるかが解りにくい資格である。合格したばかりの1年目は、実務補習やタキプロ活動で何やかんや忙しく過ぎていったが、いよいよ2年目に入るにあたり、診断士としての自分の強みを分かりやすく伝える術が必要だとヒシヒシと感じ、2月までにと期限も設け「販売士1級」取得にチャレンジすることにした。

販売士1級の試験科目は全部で5科目、各科目とも70点以上で合格。
1問5点×20問=100点満点の試験である。
ネット試験になってからの合格率は17.5%。

《販売士1級ホームページより》


初戦は12月26日。マーケティング1科目のみ科目合格。
出題範囲は診断士試験の内容とシナジーがあるが、何せ独特な出題のCTB試験に過去問のスタイルが使えず苦戦する。
ただ、なんとなくコツは解ったから次は受かるかな…くらいに安易に考えていた。次回の受験を予約して、正月休みにテキストを通読学習。太字の用語だけでなく、本文の中のさらっとした内容が設問になるので、とにかくテキスト読むしかないかな・・と。

《初戦はマーケティング科目合格》

2回目のチャレンジは1月8日。
あと1問、2問で合格だったのに、、とツメの甘さを実感。解っているのに曖昧な記憶のせいでポカミスで落とす。

《2戦目はマーチャンダイジング科目合格》

3回目のチャレンジは2月14日。
ここで決める筈だだったのに、販売・経営管理でドボン。悔しい。
科目合格の魔の手に落ちる。
バイオメトリクスなんて聞いてないよー
と問題に突っ込む。

《3回目は販売、経営管理落とす》

ここまで来たら受かるまで課金するしかない!
2月中に受験できる会場を探すと同じ週の土曜日が見つかった!即リベンジ申し込みdone!
あと一科目、必ず仕留めるためにテキスト眺めるだけはやめて、初めて単語帳らしきもので一夜漬けの殴り書き勉強。

《余ってた単語帳で殴り書き勉強》

4回目のチャレンジは2月19日。
時間はたっぷりあるのだから落ち着けワタシ。
試験用のPC操作の説明もちゃんと読もう。

あ!文字変換は全てスペースしか有効でなかったのね!カタカナ変換にF7押したり半角キー押したりしていたのはNGだったのね。そういうとこだよ!落ちつづけた原因は…と4回目にして心構えを反省。
いざ、販売・経営管理の20問。
選択10問、記入10問に取り組む。
あれ?どっちだっけ?
特定建築物と特殊建築物…?
記憶の糸を必死にたぐり寄せる、、
確信しきれない怪しい回答5問を残し試合終了。
結果は…

《4回目でようやくクリア》

ミスは3問。下の3つが正しく答えられなかった。
○工業専用地域
○対比誤差
○防火区画
何はともあれ、ようやくクリア。
ホントここまで長かった。
うろ覚えで試験に臨んだ当然の結果である。
ちゃんと勉強しませう。

そして合格した試験日の14日後に結果が確定し、40日後には日本商工会議所から販売士認定証が届く予定。

ここまでかかった経費を計算すると
テキスト 8.250円
検定料  8.400円×4回=33,600円
合計   41,850円也
会社の資格取得奨励規定では、
販売士1級は難易度4
奨励金10万円也

100,000円-41,850円=58,150円

チャリン♪
回収は出来た!

実務的にもフランチャイズの研究を始めたところだったので、販売士の勉強は実はとても役に立っている。
そして新しく作り直す屋号入りの名刺にも販売士1級が記載できるので、個人事業主としてのブランディングに役に立つ!

何事もチャレンジあるのみ。
合格の秘訣は受かるまで受け続けること。
ちゃんと勉強すること。
これが真実。












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