見出し画像

【4月から110円ショップ?】

4月1日から、店頭の値札やチラシ、カタログ、広告などにおける価格表記の税込価格の表示「総額表示」が義務化されるそうです。

これにより「1,000円+税」という価格表記が禁止となり、「1,100円」という税込での表示が義務付けられます。


例えば、居酒屋で「2H食べ飲み放題2,980円コース+税」のメニュー表記をよく見かけますが、4月には「2H食べ飲み放題3,278円コース」という表示が必須となります。

画像1

※出典:ホットペッパーグルメ「創作和食 蝦夷蔵」


総額表示義務は2004年4月より実施されていましたが、2014年および2019年の、2度の消費税率引き上げに際し、事業者による値札の張替え等の事務負担に配慮する観点から施工された特例が設けられていました。

総額表示の対象は、店頭、Web、チラシ、新聞やテレビの広告など、どのような媒体であっても対象となるようです。


表示に関しては、税込価格が明瞭に表示されていれば、消費税額や税抜価格の併記も可能。

ただし、税込価格表示の文字の大きさを小さくしたり、背景と同系色にするなど、不明瞭な表示の場合は違反とみなされる場合があるなど、結構細かいようです。


消費者にとっては見やすくて良い、計算がしやすいなど利点がありそうですが、逆に急に値上げしたような感覚に陥るかも知れません。

また、お店側の対応領域がかなり幅広い部分に影響しそうで大変そうです。

飲食店のテイクアウト時の軽減税率表示や、肉屋やガソリンなどの量り売りの表示など、細かい部分は今まで以上にややこしくなりそうですね。


最近だと値札もIT化が進んで、コンビニでもデジタルの値札など見かけるようになりました。

そういった部分で手間を省き、人件費の削減やコストカットへの取り組みが今後も増えていきそうだとも感じました。

ロボット業界もかなり進歩しているようなニュースも見かけるので、今までの働き方が当たり前じゃなくなる時代が来るかも知れないと考えるようになりますね。

とは言っても、紙での表示はまだ続くと思うので、知合いのお店等困っていたら助け合っていきましょう!



ちなみに表題の「100円ショップ」などの店名は対象にならないそうなので、言い方は今まで通り100均のままで大丈夫そうです。笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?