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血尿出るんだぜ熱中症ってよ

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 このところ注意喚起を促され続けて、
 「分かってんねん」と言いたくなるお気持ちは、
 私自身よく分かってもおりますが、

 まさかこんな事態になるとまでは、
 皆さんも御承知置きなかろうと思われたので、
 タイトルから不穏なワードを入れ込んでの、

 注意喚起です。

(文字数:約2000文字)



仕事と身体とどっちが大事なの

  事の起こりは今週火曜日、
  起きがけに配偶者が体調不良を訴えた。

  「どうも熱中症っぽい」
  (‘・ω・)

  アパート最上階の角部屋、
  しかもメインルーム西向きの我が家は、
  夏場になると容赦無く暑い。

  日中の天井に壁に降り注いだ熱が、
  夜間の室内にも放出され続ける。

  もちろん冷房はかけているんだが、
  ほぼ一日中家にいる私とでは、
  我が家独特の暑熱順化度合いが異なるからな。

  「病院行ってから出社しなよ」
  (‘・∀・)水も飲め(・ω・)
  思っているより多く

  とは言うてみたものの、
  「仕事しなきゃ」と出社して、

  「帰りに病院行けますか。
   と言うより行って下さいお願いします」

  とメールを送ってみたものの、
  「病院が開いてる時間に間に合わない」
  と家に帰ってきた。


夕飯いらないとか言いやがる

  「吐き気ある?」
  とまず訊いてみた。

  「吐き気はないけど全身だるくて、
   食欲が無い」
  「そうかー。大変だ。
   冷奴あるけど食べる?」
  「食べる」(‘・ω・)もぐもぐ

  「トマトとワカメで酢の物。
   作ったけど半分くらい食べる?」
  「食べる」(‘・ω・)もぐもぐ

  「私はレトルトのカレーにするけど、
   ご飯こんだけ余った分食べる?
   即席でよければ味噌汁もつけて」
  「食べる」(‘・ω・)もぐもぐ

  「カレーも少し分けようか?」
  「食べる」(‘・ω・)もぐもぐ

  ちょっとずつを小分けに目の前に出して、
  実は結構食べさせる寸法よ。
  ふふふ(・∀・)図に当たったわ。


しかし翌日も治らない

  もちろん脇の下なんかに、
  アイスパックは当て続けている。

  「病院行ってから出社してほしいです」
  内心怒り→(#・∀・)

  とは言っているのだが、
  「仕事しなきゃ」と出社するので、

  本人がそうと決めるなら仕方ないと、
  送り出してから30分ほどして帰ってきた。

  「血尿が出た」
  病院(○ω○)行きます。

  それ見たことかと。
  言わんこっちゃなかろうがと。
  とは言え私も(;・∀・)慌てる。

  血尿出るんだ熱中症って。
  いやー。知らなかったー。


筋肉は裏でキレる

  内科と腎臓・泌尿器科を、
  配偶者が渡り歩いている間に、
  調べていたんだが、

  熱中症により人によっては、
  筋肉が溶けるとのこと。

  あ(・□・)

  それを読んで私が思い出したのは、
  かつて私自身が持っている、
  糖尿病遺伝子について調べた時のエピソード。

  糖尿病遺伝子を持ってる人は、
  平均以上に脂肪を溜め込みやすいんだけども、

  いざ飢饉が起きた時には生き残れる。
  身体が脂肪を分解して、
  エネルギーに変えてくれるから。

  余分な脂肪がほとんど無い人間は、
  いざ非常事態に陥ると、
  筋肉を分解してしまうんだと。
  わあ(・□・)

  それが起きてしまうと結構まずい。
  だって筋肉ってそもそも、
  分解されるために作られた組織じゃないもの。

  もちろん分解時には痛みも生じて、
  かなり激しい筋肉痛になるし、
  筋肉なんだから要するに身体動かなくなる。

  タンパク質に血球が、
  排泄機能に流れ込んで目詰まり起こして、
  急性腎臓炎、膀胱炎、
  男性なら前立腺炎を発症する。

  案の定配偶者は、
  前立腺炎の一歩手前。
  入院や点滴まではギリギリ必要無く、
  自宅に帰っての投薬治療で済んだけども。

  「トレーニング(筋肉)は裏切らない」
  (・ω・)←車輪大好き

  ってわりと信じ込んでいる配偶者で、

  「別に痩せなくていいけど健康のために、
   今以上は太らないでね」
  真剣に(‘・ω・)心配 (;∀;)
        だからこそリアルにえぐる

  って普段私にも言ってくるんだが、

  どうやら筋肉は裏切るぞ。

  いや。
  その言い方は筋肉にとって、
  不本意かもしれないので言い直すが、

  いざ何事かが起きた場合に、
  筋肉は裏でキレるぞ。

  適度な脂肪は付けておけ。

  「筋肉は裏切らない」を、
  より正確に言い直すならばおそらく、

  日々の諸々に気を遣った身体の全体は、
  貴方を裏切らない。

  気を遣わなかった分に、
  要らないと決め込んで切り捨ててきた分は、
  そりゃ裏切られる。

  うん。自明の理だな。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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