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web3は「技術の話」というより、技術の進化による人間側の概念の変化で、新しい結びつきが生まれるというムーブメント。Progmat 齊藤達哉氏【CoinDesk JAPAN TALK vol.14】テーマ: RWA

久しぶりにweb3関連の記事です。
かなり専門的な内容ですが、今の日本で「世界に向けて」「どのような技術」で、「どんな新しいつ繋がりが生まれて」新しい「世界システム」にチャレンジしているかというお話。(と思いながら聴いてた)



 齊藤達哉:

「web3は、社会の何の役に立つの?」という問いがよくある。

「web」3の定義自体が無いから、(前提が揃った)かみ合った議論をみたことがない。

ブロックチェーンで繋がった「エコシステム全体」をweb3と(齋藤氏は)言っている。

これまでの商取引では考えられないような「組み合わせ」で、何か新しいビジネスをやろうというその「モメンタム」自体は、ブロックチェーン+エコシステムという概念が無ければ、出てこなかった(発想)。

全く違う業態の大企業が(このブロックチェーンのエコシステムで)繋がろとしている。

web3(と言われているもの)に、何か「社会的意義」があるのかということを、ブロックチェーンという技術的な意味で語っても(あまり意味ない)。

それよりも、この新しい技術で今まで繋がらなかった人たち、企業が繋がっていっていることに(web3)の意味があるのでは。

*
モメンタム:勢い、はずみ、推進力

Progmat 齊藤達哉氏

[言葉解説]
●RWA:リアルワールドアセット。現実世界に存在する有形または無形の資産のこと。
●Swift:世界中の銀行や金融機関を結ぶ、国際送金のためのメッセージングシステムです。(ロシアの制裁のニュースで聞いたことります)
齋藤氏によると、銀行の協同組合のようなものとのこと。
●ブロックチェーン技術:
千葉工大の「web3概論」の講座動画が、ブロックチェーン技術についての解説が私のお勧めです。

●Progmat 齊藤達哉氏:以下の記事で紹介しています。


伊藤穣一氏のPodcastで「Progmat」のチャレンジを初めて聞いてから1年半ほど。
この配信を聴いて「世界に向けて、これまでに無かった新しいサービス開発になっているのか!」と、びっくり。

あの時、彼も想像していなかった、Swiftと組んでの事業の話。
新興国との金融のやりとりの話。
とても興味深かったです。

そして番組最後に話された齋藤氏の、「web3とは?」という話。

ブロックチェーン技術という、新しい技術が生まれたことで、人々のこれまでの意識が変化し、これまで結びつくことがなかった大企業の「新しい結びつき」が生まれ、新しいサービスが生まれることに「web3というムーブメント」の意味があると。

「技術の話」というより、「技術の進化による人間側の概念の変化」で、新しい結びつきが生まれることが、web3というムーブメント! 


この千葉工大の「未来ロボット」の話もすごかった!


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