今年も手前みそを仕込みました
子育てをするようになって、体と心が健やかな食卓について考えることが多くなりました。
おなかと心は繋がっているという信念を持っています。
腸と脳の相関関係は、昨今、多くの健康に関するメディアの中で取り上げられています。
その中でも、腸内細菌を良好に保つために必須と挙げられるのが、発酵食品です。
日本にはとても優れた発酵調味料が、昔から受け継がれてきました。
我が家では、その代表格と言える味噌を、昨年から作り始めました。
昨年は、初めて作った割には、相当に上出来で、家族みんなで小躍りしました。
そんな経緯から、今年も味噌の寒仕込みシーズン到来ということで、迷わず手前味噌を仕込みました。
手前味噌を作ろうと思ったきっかけは。
・「発酵」という世界が好きなこと
・我が家で作った手前味噌こそ、我が家族の腸内細菌に一番合っているのではないかと思ったこと
・自分で味噌が作れるという自信が欲しかったこと
・子供たちの経験と思い出になるものを増やしたかった事
です。
この経緯は、私の子育ての基盤となるものが詰まっているのですが、それはまた別の記事に記したいと思います。
味噌を作る工程と材料は、実にシンプルです。
そこから、この家と、私たち家族の常在菌が、時間という力を与えらることによって、魔法のように、我が家の味噌が出来上がります。
この魔法というのが不思議で大好きです。
おそらく、家族の気分や、その日の体調なども、すべて魔法に組み込まれるのではないかなと思っています。
貯蔵が始まる新味噌さんに、「おいしくなぁれ」と、大人も子供も声を掛けます。
魔法使いです!
今年もごきげんな福味噌が出来上がりますように。
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