見出し画像

14.歯

入院支援チームの方とお話をした。
ここには、入院から退院後までを、専門の医療スタッフが支援してくれる部門がある。
医療ソーシャルワーカーの方が、患者やその家族が安心して治療をすすめられるように相談にのり、ほかの職員や必要な機関との連絡や調整を行ってくれるのだ。


既往歴や、現在飲んでいる薬、アレルギーなどを聞かれ、口腔ケアについての話があった。
全身麻酔下での手術後の合併症の発生を予防するためだそうだ。
口の中ばい菌がたくさんいるので、手術中にチューブやら何やら入れると、それが身体に入って後の回復が遅れるという。

えっ、チューブやら何やら…(何やら?)
聞くだけで痛い。
まぁワタシ意識ないから良いんだけど。

この病院の歯科衛生士さんにチェックしてもらって、かかりつけの歯科にお手紙を書いて、口腔ケアして貰います、との事。

「あのう……」

スタッフの方に訊ねる。

「その歯科衛生士さんの口腔チェックの前に、歯医者さんに行ってきて良いですか?」

実は、前歯(差し歯)が少し前から取れていて、でも嵌るのでそのまま嵌めていたのだが、コレは流石にまずい…よね?

その旨伝えると、隣から主人が、
「えっ、歯ぁ取れとるん?!」
と驚いていた。
こんな所でカミングアウトする羽目になるとは!
絶対見せて見せてってからかわれるから、知られたくなかったのに…!くっ…!

「それは…是非早めに行ってください笑」



という事で、後日、歯医者さんの予約の電話をした。
すぐ予約が取れて、翌日診てもらえることに。

「そのまま使えそうですね!」
外れた歯は、そのまま付けてもらえることに。
歯科衛生士さんに事情を話して、簡単にチェックして貰った。
「だいたい良いです。一ヶ所ちょっと気になるところがあるので、次回削ってレジンを詰める感じにしますね」
「そしてその時にクリーニングも一緒にして、一回で終わりますよ」
との事。
入院に間に合うならよかった。

次に病院に行くのは、口腔チェックと、看護師さんやソーシャルワーカーさんとのお話の日。
その後、歯医者さんに行って、少し治療とクリーニングをしてもらったら、次行くのは入院の日…!


まだまだ先だと思っていたけど、案外すぐかも…?
何が必要で、何をしておかないといけないのか…。
ちょっと真面目に考えなければ!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?