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偏差値を盲信するなかれ

あいつ偏差値めっちゃ高いよ!

偏差値低い学校は行きたくないなぁ

日本の偏差値教育はダメだ!

「偏差値」
よく聞く単語ですが、意味はご存知ですか?

なんとなく、「頭の良さかなぁ」と思われているかも知れません


数学的な定義が知りたい方はこちらをご覧頂くとして、ここではその意味だけお話しします


偏差値とはズバリ、
周りと比べてどれくらいのスコアが取れるか
を表す指標です。

例えばあるテストで70点を取ったとしても、平均点が80点のテストなら
別にすごくありません。

逆に65点を取ったとしても、他の受験者の大半が30点以下のテストであれば
相当頑張ったね、という評価になるわけです。

単に何かのスコアだけでは見えてこない、周りのスコアも加味した指数が偏差値なんですね。

じゃあ高校、大学の偏差値とはいったいなんなのか?
高校にテストを受けさせるの…?

各種予備校などが出す偏差値は、おそらく受験者の(過去の模試などにおける)偏差値を参考に決まっています

ここで注意!
この偏差値、見たところ恣意的な改変がなされている可能性が高いです

「この大学、最近人気だから偏差値上げとくか」
「お願いされたし、この大学の偏差値下げよう」
「新しくできたこの学科、偏差値も高いでしょ!」

といったようなことです。
実際、僕の知り合い曰く
大学の学長が「河合塾に圧力をかけて偏差値を下げてもらった
と話していたそうです

本当かどうかは分かりませんが、正直あっても不思議ではない話です。

いかがでしょう。偏差値だけで大学高校を選ぶのがいかに愚かかお分かりいただけたでしょうか

参考にしてみてください。

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