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海外赴任が決まった友人が貰って絶対に嬉しいプレゼントとは?


国際協力夫婦の夫の方、へむりです(※現地で働くのは妻で、僕は随伴家族です。詳しくはこちらの記事を)。


出発までのカウントダウンが徐々に始まってきました。おそらく普段であれば歓送迎会などでてんやわんやだと思うのですが、コロナ禍の中で、私たち夫婦自身がそうしたことを自粛していることもあり、赴任準備に勤しむ日々を送っています。

(僕がUAE駐在をする直前は、行ってらっしゃいパーティー 兼 結婚プチパーティーしました↓)

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現地に出張で何度か行っている妻は、現地で中華・韓国の食材店があることも調査済み。醤油・味噌・海苔・うどん・そば・豆腐・ワサビ・椎茸などの品揃えも確認しているみたいなので、持っていく必要はありません(事前に、現地のどこで手に入るかを含めた資料も貰いました)。


そうなんです。

「この日本食、現地では食べれないと思うから!」という優しさのこもった食材のプレゼントは避けた方がいいんです!


行く国、そして住む地域によっては簡単に手に入ってしまうことがあるからです。

そして、ニーズを聞いていたとしても、他の人から既にもらったり、自分で買っていたりもします(軽いし、好きだし、茅乃舎のダシは有り難いですが…)。


そして何より、持っていく荷物には重量制限があります。荷物を選ぶのはまさに戦場!!「折角もらったしなぁ…」ということでギリギリの戦いに参戦を余儀なくされてしまうわけです。つまり、「とっても嬉しいんだけど…」ということが存分にありうるんです。

でもどうせなら、思いっきり喜んで欲しいじゃないですか?!


そこで僕が提案したい(というか僕らが欲しい!!)ものは一択です。

それはズバリ・・・・


・・・

・・・・・

Amazonギフト券!!

値段も選べるし、メッセージ付きでネットで送れます。

そして今、まさに欲しいものを届けられるんです!!




「味気ない」と思われるかもしれませんでが、贈り物は「自分のため」ではなく「もらった人のため」です。

プレゼントを自分で選ぶと、プレゼントした側が「よし!喜んでくれたぞ」という満足感があります。

もらった側としては、もちろん嬉しいし、めちゃくちゃ感謝します。とびっきりの笑顔で感謝を伝えるかと思います。


しかし、必要か不必要かは関係ありません。不要だった場合、腐らせたり、倉庫に眠ったりします。そして、よっぽどのメンタルの方じゃない限り「要らないんだよなぁ」なんて言えません。なので、「本当に、今、その人が必要としているかどうか」は分かりません。

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ちなみに、これって、国際協力でも一緒ですね。「自分ができること」を届けることが国際協力ではありません。「相手のことを考え抜いて、行動すること」が国際協力です。

国際協力団体が作ったハコモノが管理できずに放置され、修理されずにモニュメント化している話なんかよく聞く話ですよね。現地のニーズよりも、予算を出す側のリクエストが優先されるのも、残念ながら「国際協力あるある」です。

支援された側は支援を受けた側を目の前にして、「私たちの支援はどうでしたか?」と聞かれたら「最高です!!」しか言えません。たとえ裏で「役に立たないものをもらったなぁ」と、コッソリと部外者の僕に教えてくれたとしても。

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この話をしていて思い出したのが、医師でありながら、井戸を掘り、用水路を作った、ペシャワール会の、中村哲さん。「自分の能力」(医療)にこだわるのではなく、現地の人たちの命にこだわった方だと思います。本当にすごい…!!


もちろん「現地にお金を送って、現地の人たちの好きに使ってもらう」というのが理想ですよ!という話ではありません。困ってるアピールをすればお金がもらえるというような、いわゆる「援助慣れ」になりかねませんし。

※とある国で、僕も実際に聞いたのですが、「課題があった時にどう対処すべきですか?」という質問に、「課題解決のための努力をする」ではなく「祈りが足りない」と話していました。祈れば、先進国がお金や物資を運んできてくれる、という実績があるわけです。



ちょっと脱線してしまいましたが、伝えたいことは一つです。




Amazonギフト券、待ってます。



そんな優しい方には、ついつい現地からおハガキを送ったりもしちゃったりしますよね。うんうん。

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・・・というのは、もちろん冗談で、無理してプレゼントしなくても、現地の発信(SNSなど)に対してリアクションをしたり、周りの人たちに広めてもらうことも、とっても嬉しいものです。僕も現地から情報発信(アフリカよりシリア関係が多いと思いますが)します。

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疎遠にならず「元気にしてる?」なんて時々、声をかけてくれたら、それで十分!


僕へのプレゼントとか、本当に気にしないでくださいね!!



読んでいる方が「面白い!」と思ってもらえるような形で、私たち国際協力夫婦らしい形でサポートを使わせて頂きます。めぐりめぐって、きっと世界がHappyになるような形になるように!