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四枚のドレス(ワンピース)の夢

夢の中で私は

4枚のワンピースを眺めていた。

それはどうやら私の持っている全ての衣装らしい。


4枚の内2枚のワンピースは白ベースで細身の形で

それぞれに少し個性的な立体的な飾りや色が加えてある。

でもそれはやり過ぎていなくて

個性的なお洒落な人って感じで、

好感度が高そうな印象だった。


もう1枚は大人しい柄で

色も暗めのワンピースだった。

実は私はあまり好みではないけれど

それを着た私は清楚に見えて、

まあ悪くない感じがした。


で、最後の1枚のワンピースは

大柄のチェック柄で、

形もとても奇妙な感じがした。


その上、なんだか少し妖艶な雰囲気もあり、

着てみたらどんなシルエットになるのかも良く分からないし、

見れば見る程、

こんな変な服は見たことがないなと思った。


ダサいのか?奇抜なのか?もしかしてカッコいいのか?

それすら判断できなくて

暫くジッと見つめていた。


見つめていたら、

なんだか急に恥ずかしくなって来た。

こんな変なワンピースを

誰かに見られたらいけないと思った。


クローゼットを開けた。

そこには着ない服がギッシリ在った。

手前の列と奥の列とで、

2列に服は掛かっていた。

私はその変なワンピースを

奥の列の一番取り出しにくい場所に掛けた。


クローゼットを閉めてからも

その変なワンピースを持っている事が誰かにバレないか

少し心配で振り返った。

でも、なんだかざわざわとした罪悪感だけが胸に残った。


変なワンピースをいくら奥にしまっても

私とその変なワンピースの糸は切れない氣がした。


モヤモヤとした心地で目が覚めた。

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