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穏やかなお母さんへの道〜夫がうどんの入った茶碗を窓に投げたあああ 2回も

夫はとてもあたたかくて心優しい人

だけど私が未熟で、せっかく手に入れた宝物のような
自分の家族に気を使わなかった

父親の影響で、家族を大切にする家庭に育たなかったのでモデルがなかった。
穏やかな家庭は喉から手が出るほど欲していたけれど、方法がわからなかった。

安心安全な家に育たなかったとしても、
(1)そこから学んで「自分は絶対にそうしない」と決めて実行する人
(2)そのまま親のパターンを踏襲してしまう人

この2パターンがあるような気がする

私は結婚して10年以上、後者(2)から抜け出したくて、必死にもがいていた

子どもに優しくしたいのに、できなくて、いらいらしている姿を
夫がみてイライラして、食事中に堪忍袋の尾が切れて、
うどんの入ったお茶碗をばーって窓の方に投げて
カーテンが汚れ

私は、怒り、悲しみ、やるせなさ、絶望感をかかえながら
「なんで私が片付けなきゃいけないのよお」って
泣きながら後片付けをするっていうことが2回

しかも1回は、小学生の2人の運動会の朝だった 最悪・・・
1人で観戦しながら、仲良しのママ友に聞いてもらったっけ・・・

他にも、フードコートで怒鳴ったり、柴又の蕎麦屋で怒鳴ったり
ああ・・・恥ずかしい 穴があったら入りたい・・・涙

「不満をためないで、その都度言ってよ」って散々言ったけれど
毎回そのパターン

自分のことも責めたし、夫のことを一万倍くらい責めていた

夫のインナーチャイルドが癒やされていないんだとわかったのは、
結婚13年後(いまから6年前)

そうだったんだ〜〜〜
だからこの人は、普段は穏やかなのに突然噴火するんだ〜〜〜
早く言ってよ〜〜〜〜〜
もっと前にわかっていたら、もっと早くわかり合えたのにと思った

でも、夫がそれを告白した時は
「Cayoさんは、この話を聞いたら、実家に帰っちゃうかもしれないけど・・・」
というセリフから始まった

帰るところはないよ・・・
だって大切な母は、ノイローゼがきっかけでその3年前に亡くなっていたし
父のところに帰りたいと思わないから

続く

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