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『スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術』読書メモ
今回読んだのはこちら。
前回に引き続きスクラムの本です。
著者がスクラムを考案した人ですのでより知るには良いのではと思い読むことにしました。
スクラムができるまで
最初はスクラムというものがなぜ生まれたのかを物語を交えて語られています。
計画、実行、改善を繰り返すことで継続的な改善できることを検証してそのプロセスをまとめていったものから発生していった、ようなことだそうです。
優れたチームとは?
端的にいうと以下のものを満たしているチームが優れていると言えそうです。
高い目標を掲げている
主体的に行動できる
メンバーそれぞれのスキルを効果的に活用できる
そんなチームを作るのに何に気を付ければよいのでしょうか。
本書ではそこでいくつかの事例を交えて、スクラムのフレームワークにあるものを取り組むことでパフォーマンスの高いチームを作ることができた、というお話になっています。
意識すること
ルールを守るだけなら簡単ですが、実行していく上で必要な心構えもありそうです。
他責にしないこと
何か問題が起きるたびに犯人探しをしていても生産性にはつながりません。
チームにおいて問題が起きるのはチームの責任であり、個人が負うものではありません。
スイッチコストを甘くみないこと
複数の作業を同時にこなすのには作業を切り替える際のスイッチコストがどんな人でも発生します。
自分の体験としてもありますが、まったく違う作業をする場合には、何の話だったっけな、と過去の記憶を巡らせ次やる作業のために頭を切り替えます。
これを何度も繰り返しすると作業効率が下がり結果アプトプットも悪くなります。
できるだけ一つの作業に集中して取り組めるようにするようにしたいですね。
無理をしない
無理をして作業をしても後で調整することになります。
一時的なベロシティの増加を狙っても結果良くなることはありません。
ペースを守ることが大事です。
オープン化
チームで起きていることや関係することでチームの情報格差を生んではいけません。
情報を隠すことのメリットはチームにはありません。
同じ情報を共有できていることで同じ目線の議論を行ったり、方向性を見ることができると思います。
前回読んだ本にプラスして心構えや落とし穴のようなものについても知ることができました。
より実践するのが難しく感じてしまった感はありますが。
スクラムへ興味が湧いてきたので引き続き学んでいきたいです。
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