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6月17日。晴れ。 vol.53 寺ママ


こんばんは!寺田ユースケです。
今夜は、僕の母がエッセイを書いてくれました。

初めての方は、以前投稿したこの記事を読んでから、読んで貰えると嬉しいなと思います。

この寺田家エッセイ集は、家族(僕・妻 まゆみ・母・たまに父)それぞれの視点でエッセイを更新しています。障がいのことを学ぶには、家族の中に入るのが一番!オンラインホームステイをしてもらおう!とコツコツ更新しています。

実際に始めてみてvol.も50を過ぎ、もっとしっかり固めていけばもっと良いエッセイ集になると思っています。(頑張ります!!!)

何より、このエッセイ集を始めてから遠く離れて暮らしている家族とよりコミュニケーションをとるようになったし、自分の知らなかった自分の過去を知れたり、家族の過去を知れたり、面と向かって言えないようなこともエッセイだったら書けたりと僕らも学びがいっぱいです。

今日は、母の人生の恩師のお話です。

人には出会いも別れもある。人生を生きてきた中で、たくさんの人たちと出会い、お世話になり人生を前へ前へと進めていく。そんな物語の中で、昔はお世話になっていても、今では連絡を取れていない人もいる。

でも毎日を大切に丁寧に生きていれば、巡り巡って再会できる日が来るんだ。だから、毎日を一生懸命に生きないといけないな。

母のエッセイを読んで、改めてそう感じている寺田ユースケでした。

ぜひご覧ください!


6月17日。晴れ。vol.53 寺ママ

6月17日(日)、学生時代にアルバイト先でお世話になったママが静かに息を引き取りました。亡くなる前、娘さんとお孫さんがホスピスに到着し、二人が両手を握って話かけるとうっすらと反応があったそうです。最後に何か話そうとしていたようですが、娘さんたちにはわからなかったと言います。でも娘さんたちは、最後にママが何を言おうとしていたのか、それはわかったから大丈夫でした・・・と私にそう教えてくれました。ご家族に囲まれて、穏やかな顔で永遠の眠りについたママは享年 72歳。もっと長生きをして欲しかったと心から思います。


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