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『劇場版 春を謳う鯨』 完成披露試写会!

【合わせて読みたい:これは大村鈴香という複雑なひとの心の奥に悠々と横たわる、訪れる者のない美しい湖、の水面を、みんなでひっそりと覗き込む連載小説、『春を謳う鯨』の、特別企画!劇場版、完成披露試写会の記録です。ご愛読いただいてる皆さまには大変、お待たせしました、すみません尺の都合で試写会後の休憩からスタートします、柏木くん花野さんありがと!エロ部ガペ部のチーフはこんな人たちです、きゃーきゃーきゃー♡ キャストの皆さんの登場、みんな大好き、続きます。ほか】

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エロ部ガペ部の初出はこの呟き(皆さん写生大会ネタはご希望なんでしょうか…?←未だ決心つかず)で、私がエロ部ガペ部なくして書き進められない裏話はこちら

こんにちは、こんにちは世界ですこんにちは!

今日は歳末駆け込み企画、ついに『春を謳う鯨』劇場版(の周辺イベント)のお披露目に漕ぎ出したいと思います…!

アカウント開設から、一年半…。創作は、人物図鑑付き一話完結連作短編集『愛を犯す人々』『大人の領分』、童話『王さまとたね』、連載長編『春を謳う鯨』と4シリーズ展開してきました。書くことへの情熱を決して失わない書き手さま、作品の心まで汲んでくださる優れた読み手さまに、温かなまなざしを注がれて、育てられてきました、こんにちは世界アカウントです。ありがとうございます。これからも頑張ります。どうぞ、よろしくお願いします。ご存知のかたもおありと思いますが、こんにちは世界は控えめに言ってかなりやばめの妄想癖がある人、であるうえ、書き手としては相当ティミッドで、努力家としてのメンタルは強めなんですが作者としては結構、心根が弱いんですね、従いまして、アシスタント及び各部門のかたがたに、ストッパーとして、あるいはアドバイザーとして、しばしばご協力を仰いでいる次第となっております。書き手の皆さまには、よくよくわかっていただけると信じます、書くことは、時に孤独です…スタッフには貴重な意見を提示してもらったり、特にアシスタントさんには、毎回のインタビューで登場人物たちの素敵な一面に気づかせてもらったり…みんな、ありがとうね…? ぜひにとみんなにオファーした結果、今回は連作短編集のアシスタント二人に加えて、製作側ゲストとして、濡れ場担当エロ部チーフ・人間賛歌担当ガペ部チーフを迎えてのお届け!と相成りました。相変わらずの調子です、よくわからないところはどうぞ、適当にスルーしつつ、楽しんで読んでいただけたら、幸いです…。

さて、試写会は…終わったあとたくさんの拍手をいただいたりして、いま、ちょっとひと息、休憩中ですが…ちらほら、お戻りになって、手持ち無沙汰そうな観覧者もいらっしゃるようですので、だんだん、じんわり、始めてもらおうかな。

(囁き:スタッフの皆さーん、では、自己紹介からお願いします!)


花野:(あ、バニーちゃんじゃないのですね…ウォーターブルーのデコルテ、まとめ髪にドレス同色の芍薬で司会席に)『愛を犯す人々』アシスタント、花野です。お久しぶりです。
柏木:(タキシード)『大人の領分』アシスタント、柏木です。お久しぶりです。
りん音:エロ担チーフのりん音です♡(おっぱい♡)
鄭:(一礼)

(鄭くん鄭くん自己紹介!)

鄭:あっ。あ、えと…こんにちは世界制作委員会、ガペ部チーフ、ほっこり担当の、鄭です…(一礼)

鄭くんありがと。…チーフたちは、皆さまにはお初にお目に掛かります。りん音ちゃんの見た目のほうは、なんと言ってもエロ部担当、ははぁなるほど、な容貌をなさってます。ので、略。このりん音ちゃんの忌憚ないお言葉がないとですね、こんにちは世界のエロ場が成り立たないという意味で、大変重要な人です。ところで、推敲で誤字脱字・文のねじれをチェックしてくれてるのは、実はりん音ちゃん。箸の持ち方も正しく、嫌いな食べ物がなく、エロい。エロ部のレポートもその調子できっちりしてもらえると助かるんですけどね。

りん音:えぇー…みんなの志だよ? 一生懸命考えてるのに!

もちろんですとも、いつもありがとうございます。

鄭くんは…私の作品のじーんとくる台詞周り(たくさんあると祈ります)を徹底的に考え直してくれたり、りん音ちゃんが添削した後の[ピー]だらけの原稿をコンニチワールド語に翻訳してくれたりしてます。(とかいうと「ほっこり」した人に思われますが、ほっこり担当だからといって人柄がほっこりしているかというと、そうでもないようで…登場人物たちを追い詰めるあの言葉の数々は、鄭くんの添削が入ったせいで? おかげで? より鋭利になってますからね…「ぐっさり」担当でもあります。)ちんまり系、見た感じボーイッシュな、内気な女の子みたいな人ですね、今日も変わらずというか、もはや個性の一部と化している萌え袖パーカーでの登場。女子校に性別を隠して入学した挙句、真摯ほんわか彼氏(または彼女)としてモテそうです。真面目な悩みは鄭くんに相談するに限りますが、生半可な気持ちで相談しにいくと、罪悪感半端ないほど真面目に一緒に悩んでくれてしまうため、鄭くんにまで話を持っていくのは真実、悩んだ時だけにしましょう。東洋哲学好きで、梵字が書けます。あと、結構ロールキャベツ君なんだよね、なんだっけ最近ジャンガリアン…

鄭:違うポリネシアンセッ…い、言いませんよ、振るなら、声に出して話せるような話題にしてください。
りん音:話せばいいじゃん。鄭のエッチトーク、愛エロくて私は好きー。
鄭:…りんちゃんが好きか嫌いかじゃないよ、僕が望んでいるか望んでいないか。
りん音:えー…みんな興味あると思うけどなぁ…あ、私が話そうか?
鄭:僕は、自分自身の性についてこういう場で話すことには抵抗あるし、話されることにはもっと抵抗ある。そういう人もいるということを理解して尊重するために、僕はここにいると思ってるよ。
りん音:もう♡ (鄭くんのほっぺをぷにぷにしつつ)暗い♡ 堅い♡ 甘い♡ 好き♡(おっぱい☆)
鄭:………。

相変わらず平行線を辿ってますねー…仲は、いいんだよね?

り・鄭:はい。仲良しです。
りん音:あのね鄭は本当、ね、気が狂いそうになるくらいイイんだよねー? 私は、鄭は公共物だと思ってる。もっともっともっとオープンに、色んな人にあげればいいのに。
鄭:………。

うーん。よく二人でランチに出てたり会議室こもってたりするので、仲良しだろうなぁとは思ってますが…喧嘩にはならないんだよね確かに。でも平行線。私には、謎ですね…。

り・鄭:仲良しです。

なによりです。…それにしても。それにしてもですよ柏木くん。露骨すぎます。花野さんと位置交代ね。

柏木:ちぇ。
花野:あ、いえ、私もついつい、見てしまいます…。
りん音:えー全然いいよー。手のひら、ぐさっと入れてみる? 鄭はよく、…。
鄭:え、ちょ、だからやめ…りんちゃんそれ、それ秘密、やめて…(真っ赤)
柏木:鄭さん…もう、隠すの無駄っぽくないすか。てか、なにかとまじすか。
りん音:んー…。いまはダメっぽい? あと、秘密?
鄭:ダメです。あと、秘密です。あの、進行を。進行をしてください。
柏木:はいっす。えーと…あー…でも…いいんでしょうか?

そうですね。会場の皆さんも、試写会後の休憩からひととおり、お戻りになったようですし、では、舞台照明、入れましょうか!どどどどどど…(←嬉しいだけです、すみません…)

花野:…(会場が暗くなり…スポットライトを待って)はい。…始めます!「皆さま、本日は万障お繰り合わせのうえご来場いただき、」
柏・花・り・鄭:ありがとうございます。
柏木:「あっ。なにやら、音楽が聴こえて来ます」(エンドロールイントロサビ)
花野:「さっそく、さきほどの試写会のご感想が届いていますので、いくつかご紹介したいと思います」。
柏木:そちらの端からどうぞ。
鄭:「原作にはなかった、鈴香と見つめ合う目線が印象的でした」。
りん音:「しっとりと撮り下ろされた官能シーンの数々に感動しました」。
花野:「あっという間の2時間15分でした」。
柏木:「全然違うのに、ちゃんと同じ。びっくりしました」。せーの…。
柏・花・り・鄭:ありがとうございました。
花野:「お聞き及びのことと思いますが、本日、試写会にご来場いただいた皆さまには特別に、ただいまからキャストを交えてのトークショーをご用意しております。」。
柏木:「舞台右手にご注目ください。」
花野:「皆さまどうぞ、盛大な拍手でお迎えください、『劇場版 春を謳う鯨』、キャストのご登場です!」

(わぁぁぁぁ♡ ←心の叫びです、度々すみません…)

柏木:「モテたい」と覚悟なく言ってしまう人にモテのつらさを教える総受け主人公、大村鈴香役、小松悠莉さん。
小松:(黒・総レースのミニドレスで登場し、一礼(拍手!))
花野:実写化に伴ってファーストネームが明らかに。ミノタウロスに喩えていただきました(激昂するミノタウロス画像)、持て余しそうなあれこれを余すところなく鈴香にぶつけきる、鈴香の婚約者・楢崎拓海役、柳居桔平さん。
柳居:(鈴香と婚約指輪を買いに行く日のシャツ・チノパン姿にカーデで登場、スクリーンのミノタウロスを仰ぎ見て苦笑、一礼(拍手!))
鄭:鈴香の身体から心を開くのが趣味。一途だけれどどこかミステリアスな恋人、ミナガワ役、西村ちなつさん。
西村:(ワインレッドのカクテルドレスで登場、一礼(拍手!))
りん音:ずっと前から鈴香の恋人で、たぶんずっと鈴香の恋人、佐竹役、崔真央人さん。
崔:(カットソーにジャケット、鼈甲風眼鏡にストール姿で登場、一礼(拍手!))
柏木:鈴香との攻防戦を粘り強く攻め抜き、まずはセカンドパートナーの地位を勝ち取りました。これからどうするのか? 北原麗役、千住光太郎さん。
千住:(高級スーツ姿で登場、一礼、拍手に応えてマイクに「衣装です」と囁く)
花野:映画では出番が増えました。叶わない恋を負けきったまま追いかける、隠れ食い散らかし男子、中山奏太役、伊月陣さん。
伊月:(スポーツカジュアルにゴーグルっぽい眼鏡姿で登場、一礼(拍手!))
鄭:こちらも映画では出番が増えました。奏太を翻弄しつつも幸せを掴んで高飛びする、倉沢役、成田穂乃さん。
成田:(白のコクーンドレスで登場、一礼(拍手!))
花野:最後に本作品『劇場版 春を謳う鯨』でメガホンをお取りになりました、崔さんを除くみんなの兄貴分(崔苦笑)、瀧仲安嗣監督です。
瀧仲:(レインボー迷彩のキャップ、スタジャン、ジーンズ、スタンスミスで登場、キャストとハイタッチしながら司会席の隣へ(拍手!))

(フラッシュのなか、キャストみんなが笑顔で手を振って、拍手に応えます。………♡ ←)

柏木:監督、始まりました。
瀧仲:始まりましたね。
花野:今日はとうとう完成披露ということでしたが、試写会を終えた今のお気持ちは。
瀧仲:思い残すところは沢山あるんですが…まず、柿本さんのファンのかたには、申し訳なかったです。それもですし、(会場を見渡し)思い残すといえば、ね…? でもでもでもさ聞いて、あの、エロ以外の時間が、あのエロを支えてんの! ね? …思い残すところは、ええ、ですから沢山あるんですが、やれるだけのことはやりました。やれるかぎりやらかすために、キャストの皆さんには無理も言いました。(キャストに体を向け)申し訳、ございませんでした!(一同笑)まあ僕は僕でね、悠莉ちゃんの事務所の顔色を伺う日々と、やっとおさらばです(小松苦笑)。作ってる間は…あーじゃーこーじゃー、言うんです、けどね、できちゃったってことは僕には、イコールやれる限りやったってことなんですよね。物理的にとか時間的にとか理由はたくさんありますよ、でも、これ以上はしようとしてもできないと思うから完成なわけ。こちらとしてはあんまりもはや、言えることないんですよ。
花野:そういうものでしょうか。
瀧仲:うん。評価はね、皆さんに委ねるしかないですから。こればっかりは。
柏木:(試写会アンケートボックスを示し)好評のようです。(一同拍手しながら、礼)
瀧仲:ありがとうございます。
花野:監督には後ほどトークでゆっくりお話をお聞きしたいと思います。今から会場の皆さまには、各キャストにインタビューした、いま・ここでだけの公開の特別映像をまずご覧いただきます。キャストの皆さんも、他のかたのをご覧になるのは初めてかと…(一同、微笑みながら頷く)
花・柏:前方スクリーンに、ご注目ください!


続きます! 》》》


今日は明日、昨日になります。 パンではなく薔薇をたべます。 血ではなく、蜜をささげます。