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感覚派って実はものすごく理論的

感覚派の人っているじゃない?
私もよく、感覚が鋭いとか、どういうトレーニングしたらそんな繊細に知覚できるの?とか言われる方だから、感覚派に分類されるんだろうなぁと思うのだけど。

けど、私が思うのは、感覚が鋭く、それをうまく活用できている人ほど、内では非常にロジカルな動きがあるんじゃないか。ということ。

ちょっと、ヒーリング(私のお仕事のひとつ)だと目に見えないから分かりにくいけど、英語なら分かりやすいかな?

ひとつ前の記事で書いた通り、個人的には全然自分を「英語が話せる人認定」していないのだけど、「ほぼバイリンガル」とか、「ほぼネイティブ」みたいなことを、日本人にも外国人にも言われてきた私。

かなり感覚的にしゃべっているけれど、その練習方法といえば、ものすごくロジカルだったんじゃないかと思う。

私が新しいことを学ぶ時に、まずやるのは「分類分け」
これには色々な角度で分類がある。

例えば、

英語なら、
・発音
・スペル
・文法
・文脈判断
などがある。

一般的には
・リーディング
・リスニング
・スピーキング
・ライティング
と分類するのだろうけれど、これには意味がないと思った。

なぜなら、「言語」そのものを分解していないから。

言語そのものを分解して考え、それらの集大成を言語として扱う時に、
初めて「リーディング、リスニング…」と言う分類になるので合って、
まだ言語とそもそも初めましてな段階でする分類ではない。(個人的見解)

さらにいえば
発音と一言に言っても、アルファベットの発音もあれば、音節ごとの発音、単語の発音、単語と単語のつながり(リエゾンやリンキングと呼ばれる)、フレーズ、センテンスの発音やイントネーション…と言うように、発音だけでもたくさんの分類がある。

そして、アルファベットの次に大きな単位、「音節ごと」の発音があると言うことは、単語のスペルにも同様に、アルファベット、接語(例えば、communicationという単語のように、tionで終わると名詞だとわかるような、単語の共通する一部)がある。

音節と接語は別物だけど、分解して考えると言うやり方でいえば共通していると言えると思う。

こうやって、極端に分解できるところまで分解したのちに、もう一度組み立てる作業をすると、自然と0→1のステップが完成していて、そして、最小単位での練習をしていて、基盤が出来ていくので、どこでどのように躓いたか?と言う自己分析がしやすい。

私の場合は、この最小単位での練習に基づく自己分析の鬼で、とにかく徹底的にやる。
(ただし、極めたいことに限る。笑)

これは、それこそヒーリングにも言えることで、
例えば、感情には何万という種類があって、ひとつひとつを感じ分けてゆく。
しかも、それは「本物の感情」と、「偽物の感情」があるから、今自分が感じているのが一体どれなのか?を正確に捉える必要がある。

今感じているものなのか、過去にも感じたことのある遺産なのか、はたまた自分の感情なのか、今一緒にいる人の感情を自分も感じているだけなのか…
こうした分類で最小単位まで感情を感じ分ける練習をすることで、日々のヒーリングに活かしている。


英語にしても、ヒーリングにしても、こうした最小単位への分解、分類分け、そこからの練習は、「それをやる時間」だけやるのではなく、四六時中やっている。

それ、疲れないの?と言われるけど、多分、こういうのめり込んでいく性格だから、平気なんだと思う。笑

疲れるかどうかより、さらに上へ。って気持ちが勝つんだよね。

スポーツ選手にしても、音楽家にしても、こうしたロジカルな分析能力が(本人が気づいているかどうかはさておき)備わっている、または開発されていて、それゆえに、より高いレベルの何かを成し遂げられているんだと思う。

だから、感覚が鋭くて、何かに長けている人って、多分ものすごくロジカルなんじゃないかな。

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