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1.25 雪で臨時休園

いつも降らない地域に雪が降ると
大騒ぎになる。
私の今住んでいる地域は約10年ぶりに
雪が積もったらしい。

毎年冬にはスキーウェアで登校していた私からすると(京都府北部の山奥出身)
「積もった」なんて言えないほどなのに
街中が大騒ぎ、大混乱状態だった。

旦那さんはなかなか帰ってこられず
いつもの、3倍以上の時間をかけてやっとの思いで帰宅した。

「明日学校休みになるかな?」
と子ども達。
結局学校は休みにはならなかったが
末っ子の幼稚園が臨時休園になった。

結果学校に行った子ども達も
これまたいつもの3倍以上の時間をかけて出勤した旦那さんも無事に行って帰ってきたので良かった。


1日中寒くて寒くて寒くてたまらなかったけれど
良いことも沢山あった。

まずは、
長女が早く起きたこと!

いつもはギリギリに起床、更に起動するまでにかなりの時間を要する彼女。
なのに、雪のおかげでいつもより早く起きる事ができた!なんと1時間!張り切りすぎが否めないが、まぁいいとする。

そして、
末っ子の初めての瞬間に立ち会えたこと!

雪が吹雪いているのを体感する瞬間。
あっという間に雪が積もっていくのを目撃する瞬間。
水たまりに張っている氷を割る瞬間。

そんな瞬間のたびに目を輝かせる末っ子を目撃できた事が嬉しかった。

そう思えたのは、きっと
長男長女が小さい時には
味わいきれなかった自覚があるからだと思う。
毎日の生活をまわすことに必死で
子育てを味わうなんて、余裕も気力もなかったのだ。

あの時はあの時の限界であり最大だったけどね。

そんなことを思ったりなどしていると
あっという間に夜になった。

仕事も家事も何も進まなかったけど
きっとこの先ずっと忘れない日になると思う。
もしまた10年後にこの街に雪が積もった時には
絶対にこの日のことを思い出すと思う。

今から10年後…
9歳の娘と10歳の息子は19歳と20歳!
4歳の末っ子は14歳の中学生。

やばい、全然想像がつかない。
ハタチ、ハタチて…

でもそんな想像のつかない10年後はあっという間にやってくるのだろう。

だって息子が産まれた時
東京オリンピックの頃には小学生か〜
想像つかんな〜

と言っていたのを昨日のことのように覚えているから。

私や夫の5年はあまり変わり映えがなかったりする。
でも子どもの5年は変わりすぎるくらいに色々なことが変わる。

忙しさにかまけて、忘れそうになるから
あえて書き留めておく。

今日の我が子には明日会えない!
すぐに大きくなるから
今をちゃんと大事にすること!


もうこれ、冷蔵庫にはっておこう。

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