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ジンバブエで感じる、ピュアさと下ネタの間で

青年海外協力隊でジンバブエに来ています。
グラフィックデザインを教えます。

教員養成校に赴任して3週間足らず。
最初は、先生、学生ともに男性に話かけられることが多かったです。

男性は、こんな事を言います。

写真を一緒に撮ろう
飲みに行こう
どこか出かけない?
次に君に会うにはどうしたらいいんだ、電話番号教えてくれ
妻を探してる
ポエトリーガール(叙情的な美しい女性)
愛してる
ほんとに君が好き
僕の子供が君の中に欲しい
日本人のセックスと黒人との違いはあるのか、身体で教えてくれ
孕ませたい、僕の大きな赤ちゃんを生むビッグマザーになってくれ
一人で僕の家に来て!一発だよ(すぐ赤ちゃんできるよ的な)

…絶句。町中ではなく、これほとんど、学校の中です。
下ネタには隠語が使われる場合があるので、
単語を少し知っておくとリスク回避になるかなと思って、下ネタを振られてもある程度付き合います。(これはオーストラリアに留学してた時に学んだこと)人種差別とか男尊女卑を感じた場合は、無視します。平和な感じのものは、許します。

上記でわかるように、ジンバブエの人、ストレートすぎ。隠語なーし。無邪気。
タクシードライバーの下ネタに付き合っていたら、なんかもう恥ずかしすぎて呆れて
「もうあなたと話したくない」と私から強制終了。

全校集会で挨拶してからは、生徒が私の名前を覚えてくれ、女性に話しかけられることが増えてきました。

女性は、二人組で話しかけてくるのが多いですね。
日本人珍しいから、写真撮っときたい、マスコット的な。

ジンバブエの人は、What'supという、日本のLineみたいなアプリのタイムライン(status)に載せたがりなんです、いろんな写真を。
なので、what'supに載せないでねーて一応言ってます。身の安全のため。

そんな中、天使現る!
放課後、ぼーっと散歩してたら、名前を呼ばれ、女子サッカーに誘われました。

一緒にサッカーにいれてくれ、
学内唯一の外国人である私に「一人になってほしくないよ」と言ってくれたDominica。
優しいなー。生徒会もやっている知的な女の子。

週末は、山登りに誘ってくれました。
小さい山ですが、キリスト教の学校の持ち物であるため、頂上にクロスが。

頂上の風の強さでビビる私と、それを笑い飛ばすドミちゃん。

美しい眺望!

頂上では、私の人生で初!ベラルーシ人に出会い、スニッカーズをくれました。 

チョコレートにテンション上がりまくる女子たち。

下山してからも「チコラータ、チコラータ(ベラルーシ語)」と繰り返してました。

なんてピュアなんだ。。

ストレートな下ネタと、ピュアな女子たち。
写真の左端の彼は、アーティストで
ゴミで作った虫の触覚には、コンドームが使われていました。

にしても、
そんなオープンになんでも自分の欲望言えて逆に羨ましいわ!
と奥手の私は、思うのでした。

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