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5日目:鹿取みゆきさん登場!

4月23日(土)、本当は2日目の予定だった鹿取みゆきさんの授業がここで開催されました。カリキュラムはこちら。

・日本各地の主要品種と栽培の実態
・日本各地の主要品種と栽培の実態
・日本各地の主要品種と栽培の実態

全部同じやーん

鹿取みゆきさんはフード&ワインジャーナリストで信州大学の特任教授もされてますが、今一番力を入れてらっしゃるのはこちらの日本ワインブドウ栽培協会(JVA)の活動ではないかと(推測)。

日本ではワイナリー数は近年急増していますが、その割にブドウの苗木の流通体制が整っておらず、クローンを指定して買える品種は全体の10%程度しかないそうです。今後の日本ワインの発展のためには安心して使えるウイルスフリーのブドウの苗木が不可欠ですし、ピノノワールのようにクローンによって全く異なる性質をもつような品種もありますので、クローン指定して苗木を買える環境というのは必要ですよね。JVAでそのあたりの支援をしているようです。ありがたい。

日本ワインブドウ栽培協会では、ウイルスフリーの多様な品種、クローンを輸入して、それを提供するシステムの確立を目指します。同時に、ブドウの病害虫、品種やクローンの特性についての知見を共有するなど、全国のワイン生産者のみならず、全てのワインブドウを栽培する農業者を支援して行きます。

https://www.jvine.or.jp/mission

このような活動もされているので、全国でどんなブドウ品種が栽培されているか?とかこれから輸入を予定している品種の話とか、日本の造り手たちがどんな品種にチャレンジしてるのかとか、とても興味深い話がいっぱいだった。また今後のワイン造りにおいては固定観念を捨てることが大事という話もあり。容器についても昔ながらの瓶ではなく、最近は缶とか紙パックというのも受け入れられてきているし、ワインの造りについてもよりボーダレスで低アルコール化の流れもある。ワイナリー数がこれだけ増えてきていてもう出せば売れるということはないので、特徴を出していくことが必要だし、ワインだけでなく造り手自身もSNS等でアピールしていかないとダメ、という話もありました。なるほど。
とにかく色々面白かったのですが、講義の資料が後で配布されるかと思って油断していたらどうやら公開はなさそうで。。。(今現在連絡なし)今後授業を受ける方は写真を撮っておくことをオススメ致します。(写真を撮るのは禁止されてません)

ちなみにこの日の夜は上田のナチュラルワインのお店、Fikaさんで同期女子会しました♪

お料理も美味しくて雰囲気もオシャレでオススメです!1階のカウンター席はアカデミー生御用達との噂。

つづく。

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