スーパーボウルという非日常の空間にはまってしまう、この時期(私にとっての)
2月2日の日曜日、アメリカではスーパーボウルサンデーだ。
スーパーボウルサンデーというのは、NFL(アメリカのプロ・フットボールのリーグ)の優勝決定戦が行われる、毎年2月の第1日曜日のこと。
今季の優勝決定戦が行われるのは、フロリダ州マイアミガーデンズのハードロック・スタジアム。優勝を争うのは、カンザスシティチーフス(Chiefs)とサンフランシスコフォーティナイナーズ(49ers)だ。
今日のこの↓ツイート(ラスベガスの夕刊紙のサイト)によれば、約2,600万人のアメリカ人が、スーパーボウルで約68億ドル(約7,400億円)を賭けると予想されているらしい。
ご存知の方も多いと思うけど、ラスベガスのカジノにあるスポーツブックでは、ありとあらゆるスポーツに賭けることができる。
もちろんスーパーボウルとなれば、一大イベントだ。
そして、スーパーボウルに賭ける人たちは、当日友だちの家に集まって、あるいはレストランやバーで試合を見ながらパーティをするとか、騒ぎ方がすばらしく尋常じゃない。
毎年1月中旬になると、私の友人たちの多くはスーパーボウルのことでかなり浮足立ってくる。
今年はどちらのチームが勝つか、当日どこで見るか。
で、スーパーボウルどうするの?一緒に○○で見ない?と誘ってくれるんだけど、私はなぜかまったく興味がないので、残念だけど、いつも断わらざるを得ないのだ。
実は、スーパーボウルの賭け方もたくさんの種類があって、単なる勝ち負け以外に、だれが最初に1点を入れるか、前半の勝利はどちらか、何点差で勝つのか、など覚えきれないくらいのチョイスがあると教えてもらった。
だから、フットボールに興味がなくても、遊びだと思って賭ければおもしろいでしょ。とか誘われ続けているのだけど、賭けようと思う気持ちにならないし。見るだけでもいいとはいえ、興味のないものを見る時間がもったいない、なんてね。
友人たちがめちゃくちゃ楽しんでいる「スーパーボウル」。私だけ、なんだか違う世界にいるようで、毎年この時期、なんとなく違和感をかかえてる。
自分のホームグラウンドにいるのに、突然現れる「ス―パーボウル」という非日常の空間にはまりこんでしまっているから。
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