見出し画像

穏やかな負けず嫌いにシフトしたい

こんばんは!だんだんと秋が近づいてきていますね。
秋服を買わねば!とあたふたしているうちに冬がやってきそうです。

今回は自分の「負けず嫌い」な性格について書きたいと思っています。

負けず嫌いって聞くとそんな悪いイメージは持たれないような気もします。が、コインの表裏みたいに長所と短所がちゃんとあります。そして私の場合の負けず嫌いは自分にとってマイナスに働くことが多い気がしています。

負けず嫌いといっても、テストの点数で負けたくないとか部活の試合で絶対勝ってやるといった定量的な「負け」を特段嫌っているわけではないのです。

私が負けたくない部分は定性的なもので、具体的に言うと「自分より頑張っている人or高い所を目指している人」が存在していることが気に食わないというものです。そしてそういう人を見かけると、「自分も負けていられない」と勝手に焦り始めます。

自分のこの性格をはっきりと自覚したのは受験勉強真っ盛りの高校3年生のときでした。当時は学校のクラスメートや塾の生徒みんながライバルに見えて、「この中に自分よりも熱心に勉強している人はいない」という状態にならないと気が済みませんでした。例えば土日に塾の自習室で勉強する時、自分が塾に一番に来て一番最後まで勉強して帰る行為を繰り返していました。

おかげさまで無事自分の第一志望に合格して今の大学に通えています。なのでこの時は自分の性格が良い方向に働いていたといえます。

ただ大学生になった今、この性格がかなり厄介で生きづらいものであると感じることが増えてきました。

人生のなかで一番ゆとりがある大学生という期間で多くの大学生は授業以外に自主的に好きな勉強を始めてみたり、趣味に没頭したりします。それがいわゆる「ガクチカ」へと姿をかえていく原石になります。例えば、サークル活動に精を出す人もいれば、資格試験の勉強に励む人、アルバイトやインターンを頑張る人など様々です。

そんな人たちを見ていると「私は自分も負けてられない」「何か”意識高い系”の勉強をせねば」と焦ってしまうのです。でも自分の興味ではなく焦りから始めた勉強なんて面白味がなくて長続きしません。そしてまた焦るという負のループに陥ります。

「自分より頑張っている人がるのが嫌」というのは裏を返してみれば、「頑張れない自分を認めてあげられていない」・「何かに頑張っている自分しか肯定できない」ということになります。

これってめちゃくちゃ生きづらいですよね。自分が自分のことを好きでいるためには「何か頑張らないと」いけないのですから。

っていう意味で「穏やかな負けず嫌い」にシフトしたいということでした。いつか何もしていない自分でも好きになってあげられたらいいなと思うわけです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?