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#2 カンボジア隔離生活<6月18日 到着から>

ET… Phone… Home


ではないですが、いざ飛行機を出るとATフィールドがあるかのような暑さと
「来たなー。そんな簡単に帰れない」と覚悟に近い感覚を抱えながらタラップを歩いて空港に入った。

1st STAGE
機内で記載したイミグレの紙。分かる範囲で書いていたが、一列に並んだパッセンジャーがことごとくブルーの防護服を着た空港職員おじさんにはじかれていき、みんなサイドに配置されたテーブルで再度書き書きを始めてた。Phone No.欄は現地でSIMを調達するつもりでいたため空白でトライした

が、

空おじ:ダメ!
 私 :持ってないから書けない
空おじ:じゃーメールアドレスでも書いて! 

ともれなく私もSNS広告に出てくるゲーム広告のどれかのように弾かれてメアドを書き無事第一ステージはクリアした。

2nd STAGE
次はスタッフ4名程がパーテーション付きのテーブルに座っており、いずれかの人に持ってきた資料一式を渡した。彼らはチェックする係で持参資料をスキャン後大雑把に半分に折られ戻してくれる。ソームオークン。

3rd STAGE
今度は持参したデポジット分2000ドルをCAB(Cambodia Asia Bank)に収める。
括られたゲージの中にいるスタッフに先ほどの半分に折られた資料一式を渡すと「You have to pay $2,000」と。はいはい、持ってますよー。成田で換金した封筒ごと渡すとゴム手袋でやりづらそうにカウントして青いCAB用紙(DEPOSIT APPLICATION FORM)とサインを求められる。

もう少し

4th STAGE
ここでやっといつも通りの入国手続き
3rd STAGEまでの資料+パスポートを入国スタッフに渡すと全体をチェックしてくれて「OK」と。いつもと違うのはここでパスポートを回収されること。直接隔離ホテルに送られるらしい。

その後、スーツケースをピックし、いつもの出口の場所をぬるーっとくぐると出ました。PCR検査場所です。

サイドでは防護服スタッフが2,3人寝とる。もう夜中1時30を回っているし、眠いよね。

5th STAGE
ここでも3rd STAGEまでの資料を渡して、結局またPhone No.欄で「メアドはダメ。日本の番号でいいから書いて」と促され記入し、サイドに設置されている椅子でPCR検査です。また、ここでは2種取られます。アイスを食べる木のスプーンのようなもので唾液採取の(ベロペロペロ)パティーンと鼻スワブパティーン。別のレーンのローカルの女のコは鼻スワブやるのわかるだろーに、いざ綿棒入れられると看護婦さんの腕を振り払うという全拒否対応が面白かったww

バス移動
一連の検査が終わると特に指示はないが、向うはバス待ち場所(ここまで特に誘導は無い)。

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10分ぐらい待っていると乗ってよいということで荷物を渡して着席。
中はブルー。

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バスは3台くらい用意されていたでしょうか。後方にスーツケースをガン積みし、1台につき20人弱が乗り終えたときに出発。
空港内で一度停車し「Simいる人ー いない?いないね」というサービスも盛り込まれている。今思えば一旦もらっておけばよかったかも。

ホテル決定!!!!!
空港を出て10秒足らずで到着。Wow 真向いのホテルなんだね。
車内では「えっ?」という驚きの声も聞こえてたが、私の横に座っていたおっさんは「この距離?w ってかまた中華系かー ハズレやー」と大きい独り言を振りかざしていた。

そう、このホテルその名も「Calfonia international hotel

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いかにもブレードランナーに出てきそうな。

すかさずホテルの人が乗ってきてコピー用紙に個人情報を記入。それを持ってホテルに入るとすでに5人程並んでいた。前のバスに乗っていた残りの人か。受付の女性はマスクをしていない。続々と隔離者が並んできた。
ホテル名に反して完全に個人経営感、ぱない。で英語もなかなか通じない。あー不安しかない。

部屋のカードキーを渡され、EVの中も中国語の案内。ふー。
そしていざ部屋に入ると、、、激っ熱っ。
そうだよなー日本のホテルが素晴らしいだけだよなー。
とりあえず冷房を入れるべくスイッチを押しエアコンを見上げると
A whole new world.

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部屋全体はこちら

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想定はしていたけど、
・フローリングカーペットに誰かの髪がめちゃめちゃ残っている
・南向きで暑い
・エアコンが弱い(のちに1日中付けていると涼しくなるのがわかった)
・未だ各フロアのEV前に喫煙所が付いている
・洗面所の水が最初茶色い しばらく出したらましになった(と思う)
・床に隙間が多い(のちに出ましたよ、あいつが)
・シャワーとトイレが近いからべちゃべちゃに
とInternationalという名や支払う金額からはかけ離れた実態がありました。

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空港で買ったETのガチャ

つづく

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