世は春休み
今日、買い出しに出掛けると、街路樹の回りに逞しく咲き誇るたんぽぽを沢山見かけました。たんぽぽの黄色は鮮やかなので、人に元気を与えるように感じます。しばらく地面に目を向けていて、ふと頭を上げると、人人人人…。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、やけに多いなぁと思ったら、春休みの時期なんですね。お年寄りより若い人が多かったから、いつもと違う風景になんでだろーと思ってしまいました。
春休み、懐かしいなぁ。私にとって、「◯◯休み」の中で春休みが一番好きだったかもしれない。当時を思い出しても、特別な思い出はないのだけど、精神的に可もなく不可もなく、程よい長さで宿題もなく(←確か…💦)、だけど、新しい香りがプンプンして、奇妙なプレッシャーもなく…。別れの悲しさの次に来る新しい未来にニヤニヤできる、そんな気持ちになる、良い切り替え期間の春休みが好きでした。
ただ、今日見かけた町中の春休みは、私の苦手なシチュエーションばかりでした。大勢で食べ物囲んでお花見会。お菓子の回し食べも、フードコートで長時間のおしゃべりも、「大勢」は私は無理です。
春休みの過ごし方は人それぞれ。しかも今はコロナ禍でいつもと状況が違います。心の健康を取り戻すべく、行動をとる人が沢山いてもおかしくないとは思います。
だけど、私はなるべく、私の気持ちに沿った春の過ごし方を優先して、回りに流されないようにし、じっくり私らしく春の恩恵を得ようと思ったのでした。
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