見出し画像

【TIMES】2022年12月08日 13:08 霜月 満月 11th Full Moon / Midwinter

【TIMES】2022/12/08 13:08 霜月の満月

旧十一月 11th Full Moon 仲冬 Midwinter

地球暦が朔弦望の「霜月(しもつき)の望」をお知らせします。
The eleventh Full Moon of the lunar year occurs on December 8th. Enjoy the midwinter full moon. Is your time also ripe?


旧暦で十一番目の満月となる「仲冬」の月が満ちてきました。

この月は古く「霜月」という名で親しまれ、霜降り月(しもふりづき)、凋み月(しぼみづき)など、一年を締めくくる月とされてきました。また旧暦十一月十五日(霜月満月)は旧来の七五三です。古くは髪置き、袴着、帯解き、化粧など子どもの成長を報告し感謝してきました。お子さんのいるご家庭ではこの満月に我が子の成長をお祝いするのも素敵ですね。

冬至を含む「霜月」は十二支では“子の月”、陰が尽き、新たに一陽が兆す「一陽来復」であり、これを機に陰から陽へと転換する「陰終」と「陽始」の切り替わりの時期。1年を1日に例えたとき、冬至は深夜0時。日付と時刻の切り替わりであり、0時(冬至)を示す「子」の刻も、解字すれば「了(おわり)」と「一(はじまり)」を意味しています。

春に芽吹き、夏に茂り、秋に実り、冬に枯れていく…

太陽のエネルギーが減退した今、自然界も動きや流れが停止し、地上の生命は活動を休止します。
雪景色に閉ざされた世界を眺めていると、“すべてが終わったのだなぁ”と真っ白な光景に“終了”の実感をはっきりと感じるもの。

PHOTO:  Kenji "Noiz" Nakamura (Nature Good Mode)

去り際の美しさ。
執着や未練など一切感じさせない自然界の振る舞い、その終り方は実に見事です。

今を大切に生きることは、別れ際の潔さでもあります。もののあわれを思う気持ちも、散る桜に美学を感じるのも、幽玄や、はかなさ、侘び寂びを“粋”と見る心も、生命に“限り”があるからこその感覚。

霜月の月は、年末年始に大掃除のように、いらないものや必要ないことなどを見極めて、思い切って捨てたり、省くことを心がけるとよいでしょう。最大限に最小限にし、身辺を身軽にすることで、これから師走に成すべきことがはっきりと見えてきます。

終わることを終えること。
始まることを始めること。

冬至、霜月は、新たな始まりに向けての、決断、決意、決心のとき。

枯木星

次はいよいよ師走の新月、2022年12月23日です。

霜月の時空間情報

263 | 2022.12.08 霜月満月 13:08 地球と火星の結び
264 | 2022.12.09
265 | 2022.12.10
266 | 2022.12.11
267 | 2022.12.12 水星と土星の結び
268 | 2022.12.13
269 | 2022.12.14
270 | 2022.12.15
271 | 2022.12.16 霜月下弦 17:56
272 | 2022.12.17
273 | 2022.12.18 金星と冥王星の結び
274 | 2022.12.19 水星と海王星の結び
275 | 2022.12.20
276 | 2022.12.21

第4四半期(89日間)

277 | 2022.12.22 冬至 6:48 水星と木星の結び
278 | 2022.12.23 師走新月 19:17

火星が見頃、月が火星に接近

画像:国立天文台

火星がちょうど衝を迎える頃、12月7日から8日にかけて、月がこの火星に近づいて見えます。12月8日は満月でもあり、まん丸の月に寄り添うように、赤っぽく明るく輝く火星の姿が目を引くことでしょう。満月と衝は、地球から見た天体が太陽と反対側になるという意味で同じ現象です。同じ日に起こるのは単なる偶然ですが、地球から同じ方向に見えるわけですから、この日に月と火星が近づいて見えるのも納得でしょう。

月と火星が最も近づくのは12月8日の正午過ぎで、日本は昼間で見ることができません。日本で最も近づいて見えるのは、12月8日の夕方の月の出の直後で、その後、月と火星は高い空へと昇っていきながら少しずつ離れていきます。

なお、火星最接近などの話題は「火星が地球に最接近(2022年12月)」のページで解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。

*  *  *

今月は火星に注目が集まっていますが、夕方、南から南西の空には太陽系で最大の惑星の木星と、二番目に大きい惑星の土星が明るく輝き、こちらも目立っています。この二大惑星に、月が相次いで接近します。土星との接近は12月26日から27日にかけて、木星との接近は12月29日です。月の形は12月30日の上弦(半月)に向けて少しずつ満ちていきます。月の形の変化も追いつつ、二大惑星との接近の光景もお楽しみに。

PAPER SKY 最新号は静岡特集✨
Cosmic Pizza

https://papersky.jp/about/

vol.6 循環の 区切りは意識が つくるもの

今回の食べる地球暦 コズミックピザのテーマは世界の新年について。地球では毎月どこかでNew Year🎉
今回もスウェーデンのピザ屋さんから新作『ニューイヤーエニタイム』アツアツをお届けです♬🍕😋

˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩☪︎⋆

【EVENT】

地球暦2023 イベント開催!

地球暦を通して、暦のお話を深めてみませんか?

2023年の地球暦グッズが完成し、【冬至販売】に向けていよいよ大詰めです!

今年は、地球暦考案者の杉山開知による、講演会を静岡の丁子屋さんにて毎月開催予定です!
「こよみをたのしむ会」
400年以上の歴史ある「とろろ汁 丁子屋」にて暦の話や惑星の話を、ゆっくり楽しく語り合いましょう!

12月25日 「こよみをたのしむ会」

また、地球暦2023のオフィシャルイベントとしては
「立春」当日に滋賀県近江神宮で開催します!


☆地球暦 オフィシャルリリースイベント2023☆

【開催日時】 2023年2月4日(土)立春 12:30~16:30
【開催場所】 近江神宮 近江勧学館大ホール
【住所】 滋賀県大津市神宮町1-1 http://oumijingu.org/publics/index/85/
※感染症対策としてご参加いただける人数には制限がございます。
【参加費】5,000円      
【交通アクセス】 近江神宮への交通アクセスですが、最寄駅のJR大津京駅からは徒歩20分、京阪石山坂本線・近江神宮駅からですと徒歩10分です。お車でのご来場も可能です。
☆交通アクセスの詳細はこちら→http://oumijingu.org/publics/index/85/
京都駅からですとJRと徒歩で大体40分を目安にしていただくとよいかと思います。JR大津京駅にはタクシーもございますので、お友だちと何人かで一緒にお越しいただくと便利です。
【スケジュール】 12:30 受付開始、近江神宮内、近江勧学館 にて。 
本殿にて正式参拝 参拝後、近江勧学館へもどり、講演 (途中、小休憩と物販) 16:30ごろ 終了予定

どちらも人数限定、開催期間限定のイベントですので、ぜひ、お早めにお申し込みください。
そのほか、例年好評のHELIO CAMPUSなイベント企画も☆
詳細決まり次第、お知らせいたします。
皆様のご参加をお待ちしております!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?