【ポケカ】シロナの覇気
今回はお気に入りの1枚ということで「シロナの覇気」をご紹介します。
2022/12/2に発売されたハイクラスパック 「VSTARユニバース」に封入されているカードです。SAR(スペシャルアートレア)というレアリティのカードで、「アート」と入っている通り、ポケモンやトレーナーをアップにするのではなく、「シーン」を切り取った1枚になっています。
シロナとは
描かれている「シロナ」というトレーナーはシンオウ地方のポケモンリーグチャンピオンで、初めての女性チャンピオンとして登場しています。
ですので、従来は強い、格好いい一面を描かれていることが多かったです。
しかし、シロナにはチャンピオンという側面の他に、考古学者という一面を持っており、ポケモンの神話について研究をしています。今回の1枚はそんな考古学者として、遺跡を訪れているシロナを描いています。
シロナの相棒とは
シロナが連れているポケモンの代名詞といえば「ガブリアス」です。
こちらはガブリアスに加えて、ルカリオ(色違い)も描かれています。
しかし、本作品ではシロナが連れているパーティの一員である「トリトドン」が一緒に描かれています。「ウミウシ」ポケモンであり、小柄で軟体でどこにでも入ることができ、粘着性で壁も登ることができるので、遺跡の探索には向いているからかもしれません。
一見すると、バトル向きでは無さそうですが、ゲームでは優秀な受け(相手の攻撃を耐えることができる)ポケモンとして、大会の優勝パーティーにも入っています。
アニメでは戦闘シーンも描かれており、
「波濤(大きな波)より来たれ、トリトドン」と、
シロナはトリトドンを出します。
また、トリトドンは地域で異なるフォルムを持ち、シロナが連れているのは「にしのうみ」のすがたです。
宇木敦哉さんとは
アニメ制作や絵を描かれている宇木敦哉さんが初めてイラストを担当した1枚です。2015年~18年にかけて公開された「デジモンアドベンチャー tri.シリーズ 」のキャラクターデザインなども担当しており、海外でも人気が高いイラストレーターさんです。
また、今回はシロナと遺跡を描いていますが、そういった「荒地っぽい所」を描くのが好きともおっしゃっています。
2006年、大学の卒業制作として手がけた短編をもとにしたアニメーション「センコロール」が2009年に劇場公開されました。その続編である「センコロール コネクト」が2019年に劇場公開されました。
「センコロール コネクト」特集 宇木敦哉×ryo (supercell)対談
おまけ
今回の1枚の他にも日常を描いたカードとして、「エクストラバトル日」のシロナがあります。
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