「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(おすすめ映画)
前回の「スプライス」は、イロモノというか、マニア向けの映画だったんですけど。自分の世界を広げるためには、ああいうモノも見ておいた方がいいと思います。
それに対して、今回の映画は正真正銘のオススメです!
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
簡単に言うと、吸血鬼の映画なんですけど…
珍しく主人公が吸血鬼なんですね。大抵は、人間が主人公で、吸血鬼を倒すお話が多いんですが。
タイトルにもある通り、吸血鬼にインタビューするところからお話は始まります。そこから、主人公のルイ(ブラッド・ピット)の回想が始まるんですけど…
ルイは最初、人間だったんですね。それが、レスタト(トム・クルーズ)っていう吸血鬼に血を吸われて、ルイも吸血鬼の仲間入りをしてしまいます。
これ以降、太陽の光を見ることができなくなります(これが、伏線になってる)
このレスタトが超かっこいいんですね~!
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を映画化する際に、原作者のアン・ライスが「は?トム・クルーズ?あんなミーハーな役者にレスタトは無理無理!他の役者に変えてくれ!」って超絶反対してたんです。
ところが、完成した映画を見て「これは凄い!完璧なレスタトだわ!トム様、かっこいい~!」って手のひら返ししたくらいですからw
そのくらいハマり役なんです。「トム・クルーズの役者人生で一番ハマってるんじゃないか?」っていうレベル!
主人公はルイの方なので、レスタトはずっと画面に出てるわけじゃないんですけど、存在感が凄いんです。
で、ルイは、クローディアっていう女の子を仲間にしたり、アーマンドっていう伝説の吸血鬼と会ったりしながら、旅を続けていきます。
これ、わずか2時間の映画なんですけど、中身が超濃い!3~4時間あるんじゃないかっていうくらい。
ヘイヨーさん、この映画を劇場で見たんですけど…
2度と太陽を拝めなくなったルイが、映画館に入って「スーパーマン」を見るシーンがあるんですね。そこで、地平線から太陽が昇ってくる場面があって、「ああ!もう決して見れないと思っていた太陽をこんな形で見ることができるとは!」って、感動するんです。
それを映画館の客席で見てるヘイヨーさんも感動ですよ!
ブラッド・ピットが映画館で「スーパーマン」を見てるシーンを映画館で見ているヘイヨーさんが見て感動するっていう図式!
この作品を見て「映画って、なんておもしろいんだ!」って目覚めて、その後、月に30回も映画館に通ったくらいですから(30本の中には駄作も傑作もあったわけですがw)
そんなわけで、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」これはオススメです!
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。