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Webライターとはどういう仕事か?

ひさしぶりにWebライターの話を書きましょうか。

「Webライター」っていうのは何かというと「家にいながらにして文字を打つだけでお金をもらえるお仕事」です。

こう書くと簡単そうに思えるでしょ?

ところが、そうでもないんですよね。なぜかというと「自分の好きな文章が書けるわけじゃない」からなんです。たとえば、今、noteに書いてるような文章を書いて提出するとするでしょ?そしたら、大抵は怒られます!

「内容がダメ!」とか「文体がよくない!」とか「文章の文末は、これこれこういう風に統一してください」とか「指定したキーワードが一定回数使われてない!」とか、とにもかくにも制約が多すぎるのです。


たとえば、ヘイヨーさんが最近書いた「昔、ヘイヨーさんがイタリアマフィアに取り囲まれた話」とか「昔、ヘイヨーさんが畑で巨大なイノシシと対決した話」ってあるでしょ?

あんなの書いてもダメなんですよ。ブログとしていかにおもしろい文章だとしても、モノが売れないとNGです!

世の中お金ですよ。ま、当たり前といえば当たり前なんですけどね。商品が売れるから会社にお金が入ってきて、ライターにもギャラを支払うことができるわけですから。それが世の中の仕組みですよ。

あと、商品が売れる売れないとは別に「アクセス数が稼げればOK!」みたいなところもあります。そのページ自体で商品が売れなくても、同じサイトの別の記事を読んでもらえることにつながるので、アクセス数は重要です!

ガンダムの名言にもあるでしょ?

「戦いは数だよ兄貴!」

まさに、そういうことですよ。ビジネス戦争で勝ち残るには数が必要なんです。スレッガーさんも言ってました。

「悲しいけど、これ戦争なのよね…」


ただね。いいコトもあるんですよ。Webライターとしてお金もらいながら文章を書いてると、「世間一般で通用するビジネス文章」なんかは上達します。

代わりに自由奔放な文章は書けなくなっていっちゃうかもしれないけど。まあ、その辺は一長一短ですよね。

結局、「自分がどういう人間になりたいのか?」ってのが重要なんですよ。100%完璧な正解なんて世の中には存在してなくて「自分が取った行動によって、上がっていく能力や結果が変わってくる」

世の中、そういうものなんです。


あと、オモコロなんかもありますからね。

自由奔放な文章書きたいなら、こういうとこで書かせてもらうといいと思います。その代わり、おもしろい文章書けないとダメですよ。企画力も必要だし、いっぱい画像張ったり情報調査したり結構手間もかかります。

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Webライターのいいとこも書いておきましょうか?

インターネットを介してデータを受け渡しするので、在宅勤務が可能です。極端な話、家から1歩も出ることなく仕事をし、お金をもらうことだってできます。人間嫌いの人には打ってつけのお仕事ですね。

ただし、「こういうモノを書いて欲しい」とか「ここを直して欲しい」みたいなやり取りは山ほどあるので、ネット上のコミュニケーション能力は必要になります。

特に文字のやり取りが多いので、チャットやメールでやり取りする能力は必須スキルと言っていいでしょう。

「自分はこういう文章を書きたいのだから1歩も譲れない!」って人は、向いてません。逆に「いいよ!いいよ!」ってクライアントさんの指示通りに手直しできる人の方が向いています。

ただし、あまりにも相手の言う通りに書きすぎると、これはこれで問題が発生してきます。気がついたら「読者が読みたい文章とかけ離れていた!」みたいなことになりやすいのです。

ビジネスに徹し過ぎたがゆえに、ユーザーの気持ちがわからなくなるっていういい例ですね。こういうのは、どこの世界でもありがちですよ。

なので、「ある程度主体性を持って、かつお金を払ってくれる人の要望には柔軟に対応する」くらいが一番Webライターに向いていると思います。結構めんどくさい商売なんですよ。

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。