パーティーで出会った人を入社させた方が会社はおもしろくなる

人と人の出会いって、偶然に左右されるところがあって…

友人とか結婚相手とか、スペックで決めるものではなくて。「たまたま出会って、いつの間にか仲良くなった」みたいなパターンが多いと思うんだけど。

実は、会社も同じようなものなんじゃないかな?


東浩紀さんって人の書いた本に「パーティーで出会った人を入社させた方が会社はおもしろくなる」みたいな言葉があったんだけど。

これ、どういうことかというと…

ほとんどの会社って、入社試験とか学歴とか面接で新しく取る人を決めてると思うんだけど。

実は、その方法ってあんまり意味がないらしくって。

それよりも、社交パーティーなんかで偶然出会って意気投合した人を取った方が会社がうまく回るみたいな話なんだよね。


アニメ監督の岸誠二監督も同じようなことを言ってたことがあって。

「ラーメン屋で会ったヤツと意気投合して、今はうちで働いてもらってるよ」

っていう。

偶然ラーメン屋で隣でラーメン食べてた人と話が合って、アニメスタッフとして雇ったんだけど。今は重要役割を担って、バリバリ活躍してるらしいよ。


みんな理詰め理詰めで「こういう人を取ったら、きっとこの会社の未来が明るくなるだろう!」みたいに考えて、厳選な審査ののちに入社させる人を決めるんだけど。

仕事って、会社に入ってから覚えることも多いので。しかも、入社後にグングン能力が伸びるなんて人がいる一方で、最初は優秀だと思った人が頭打ちみたいなことも多くて。

そういう意味では、説得力のある理論かな?と。


もちろん技術職の場合、最低限の技術が必要だし。どうしようもない人を取って、あとで大変な思いをすることもあるだろうから。あんまり適当に選ぶのもどうかと思うんだけど…

それにしても結婚も就職も「性格的に合う人を選ぶのが一番」って考え方は説得力があるよね。

ただし、「性格が合う」っていうのは「似たような性格の人を選ぶ」というのとは違っていて。

真反対の性格なんだけど、なんとなく一緒につるんじゃうみたいなこともあるので。

たとえば、ドラゴンボールの悟空とベジータって全然性格が違うけど、なんだかんだいいつつ共闘したりしてるっていう。

そういう関係もありなんじゃないかな~?



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