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未来の再生医療(「2121 ~100年後の未来~」 第36話)

22世紀の世界では、100年ほど前に発見されたiPS細胞を使い、再生医療が全盛期を迎えます。

たとえば、「虫歯になって使い物にならなくなった歯の代わりに、新しい歯を作って移植する」というようなことが行われたり。「指1本、腕1本丸々つけ替える」などという手術も可能!

ただし、お金がかかるので、貧乏人はこの手の手術を受けられません。虫歯治療も簡易的なモノで我慢しているのが現状です。

再生医療技術を使い、歯を1本新しく作ると10万円とかそのくらい。「全部セットで200万円にまけておきますよ」と歯医者さんに勧められたりといった具合。

もちろん、事故で失った腕や足も、かなりの確率で再生できますが、これも莫大なお金がかかります。指1本程度ならまだしも、腕1本となると軽く1千万円以上はします。


また、「ナノマシン」と呼ばれる超小型のロボットを使い、切開せずに手術を行うことができるようにもなっています。

たとえば、肛門からナノマシンを注入し、大腸の手術をしたり。体内のガンのみを狙い撃ちで駆逐したりといったことまで可能となっているのです。

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。